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2011年 5月 1日 (日曜)
「不同沈下」
液状化現象の激しかった千葉県浦安市の住宅街を訪れることができました。

埋め立て地だからおこってしまった。では、埋め立て地じゃなければおこらないのか?
行ってみないとわからない。実際にこの目で見ないとわからないことがありました。

思っている以上に激しい不同沈下です。整備された平たい道路が波をうっていました。
傾斜地や高低差のある敷地、川の近く、谷地・・・・埋め立て地でなくても地盤の良くない敷地はあります。
地盤調査と基礎選定、そして構造。敷地をしっかり把握してつくっていく必要があります。
設計者は現場を把握する。そして地盤調査会社によって調査をおこなう。構造設計者と協議する。
そして住まい手が理解するように進めていく。・・・基本的なことですが大切なことなのです。

(左から大きな交差点の交番。住宅街の家々。住宅街の家と道路)


2011年 4月 19日 (火曜)
「家の大切さ・・・災害地からの声」
設計する際、NPO法人新住協のQPEXという断熱性能計算プログラムを使っています。
この計算プログラムを作った、仙台にある新住協の事務局から貴重な発信をされています。

大地震を体験しての思い。本来一番備えておくべき家とは?・・・災害地からの声は響いてきます。
新住協トップページのお知らせからコラムをご覧ください。
住まい手の家づくりの考え方が変わると思います。


2011年 4月 11日 (月曜)
「さくら(砧公園)・・・東北地方太平洋沖地震1ヶ月」
朝、久しぶりに砧公園へ。
桜も満開です。いい季節だなぁ・・・

こういうささやかな幸せを祈ってるんだと思う。


2011年 3月 24日 (木曜)
「世田谷での建物被害・・・東北地方太平洋沖地震3/11」
被災されました皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。
世田谷区でも震度5弱のかなりの揺れがおこりました。
多くのニュースで被害の報道を目にしていますが、身近におこっている建物被害はどうなのか?
近くでは、屋根瓦の棟瓦部分の損傷をしている建物が見られます。(うちから駅へ向かう途中で4件ありました)
また、積み上げられた大谷石の塀がくづれていたところもありました。
このような倒壊等にいたらない被害は、都や区でも集計されないで修繕されると思われます。
今後おこりうる人への被害を最小限に抑える為にも、多くの人に知ってほしいことです。






2011年 3月 1日 (火曜)
「アリエッタホテル・・・9周年」
もう9年かぁ。
ホテルの1階に大きく構える"トラットリア アリエッタ"の9周年のはがきが届きました。
「レストランがメインで、その上にホテルがある。」「泊まってみたいと思えるビジネスホテル。」

こんなコンセプトで設計したのがこのホテル。
道路からガラス越しに活気のある厨房が見える。
レストランに入ると、カウンター越しの厨房が目の前にあり、横を眺めながら奥の席へ向かう。
奥には天井高さ一杯の格子のガラス戸があり、開放的で落ち着けるテーブル席がある。
厨房の活気を味わいながら、料理を楽しむ。
(シングルでの宿泊する方でも気兼ねなく食事ができるゆったりとしたカウンター席を設ける。)
これらのイメージを創って、レストランとホテルのデザインを考えたのでした。
おかげさまで9年。

うれしい限りです。

トラットリアアリエッタ〜http://www.trattoria-arietta.com/


2011年 2月 19日 (土曜)
「卓越風」
ある地域で、ある期間内に最も吹きやすい風。常風のこと。
アメダス気象データから卓越風の方位を確認し、その風の流れと計画地の周りの環境を考えて、住まいを計画しています。
立地条件と住まい方に応じて、できる限り自然エネルギーを活用し、建物と設備機器の選択に注意を払うことによって居住性を向上させるのです。
自立循環型住宅の設計手法の1つ。
この自然風の取り込み方はいくつかあります。
・直接取り込める開口部を設置する
・間接的な自然風の取り込み (風を呼び込める袖窓や出窓等(ウィンドキャッチャー)を設置する)
・屋根面(またはハイサイドライト)を利用した自然風の取り込み (屋根勾配が3寸5分程度以下だと屋根面は負圧となり、天窓は空気の流出口)
・高所に排気用窓等を設置する (外気温度が低下して室内外の温度差が生じると、風がなくても高所の開口部から温度の高い室内空気が排出される)
・室内通風性能の向上 (引戸や欄間等で、住宅内の通風経路を確保)
工夫すれば居心地いいはず。


2011年 2月 7日 (月曜)
「住まい・暮らしてからの税金」
家を所有する時かかる税金もありますが、暮らしてから毎年、土地と家屋(建物)にかかる固定資産税・都市計画税の納税通知が届く税金があります。
この税金には減額といった優遇措置があります。しかし優遇には期間があるので、期限以降は支払いが多くなることを覚えていないとびっくりします。(忘れたころに跳ね上がる・・・)

今から建てる一戸建て住宅(東京都・居住のみの住宅)の減額をお伝えします。
□家屋の固定資産税の減額〜
新築された住宅が床面積要件を満たす場合は、新たに課税される年度から一定の期間、固定資産税額(家屋分)が1/2に減額されます。
要件:平成17年1月2日〜24年3月31日の新築で床面積50m2以上280m2以下。
減額:床面積120m2まで減額対象。
期間:長期優良住宅の場合、新たに固定資産税が課税される年度から5年度分(3階建て以上の耐火・準耐火建築物は7年度分)
   長期優良以外の住宅の場合、3年度分(3階建て以上の耐火・準耐火建築物は5年度分)
(※平成13年1月2日〜平成21年1月1日までの間に東京23区内に新築された住宅については、都独自の措置として、
固定資産税・都市計画税が新たに課税される年度から3年度分さらに減免されているので、より優遇されています。今はこの減免はありません。)
□土地の都市計画税の減額〜

平成22年度における東京都23区内の都市計画税については、住宅用地1戸あたり200m2までの部分(小規模住宅用地)に対する税額を、1/2軽減しています。

細かく説明しましたが、いったいいくらなのというと、
大枠ですが優遇無しで、
家屋(30坪前後の木造住宅)の固定資産税と都市計画税9〜12万円/年間程度。
(ただし24年程度で80%から20%まで家屋の評価額は下がっていきます。)
土地は面積や路線価によってことなります。
求め方は、土地の固定資産税評価額×1/6の1.4%と土地の固定資産税評価額×1/3の0.3%(小規模住宅用地の場合)です。
土地の固定資産税評価額3000万円としたら、固定資産税7万円、都市計画税3万円になります。
新築する年度によって優遇の内容が変わりますので、東京都主税局 固定資産税(土地・家屋)・都市計画税のHPを確認しましょう。


2011年 2月 5日 (土曜)
「建築家100の模型展」
リビングデザインセンターOZONEで、建築家100人の住宅模型を木造、鉄骨造、鉄筋コンクリートの構造別に展示しています。
(5/10までやっています。)
ちょうど、取手の「杉の家」に鉄骨のバルコニーを設置しようとしていたので、設置案を含めての展示となりました。・・・
(いい場所に展示していただきました。)
モデル型住宅(杉の家モデルによるローコスト住宅)がわかると思います。どうぞご覧ください。
たくさんの模型をいろんな角度から見てください。
何を活かした家づくりなのか、わかるかも・・・




2011年 2月 3日 (木曜)
「ギフトショーから学んだこと」
東京ビックサイトで年2回おこなわれるギフトショーを初めて見に行った。
キッチン雑貨やガーデングッズを見に行くことと、家の中に置かれる雑貨の流行を嗅ぎたかった。・・・
人の持ち物で趣味や趣向がわかることがある。その持ち物である雑貨類にも売り手がつくる流行がある。
その流行の中で人の趣向が決まっていくこともある。持っている物や趣向によって空間をあわせたくなる。
すると家の趣向も決まってくる。・・・突飛な話になるが、街並みから家を考えれば、外観がプロバンス風な家はできないはず。
街並みと住まい手の趣向を両方もちあわせて、家を考えたい。
家や自分の土地だけ考えて住まいをつくり生活するのは、もったいない気がする。
まちと家との関係を考えた住まいの方が、住んでいて広がりを感じる。散歩している人も広がりを感じるだろう。・・・
そして雑貨は楽しい・・・


2011年 1月 31日 (月曜)
「住宅用サッシの種類」
東京(練馬)の過去10年の月別平均気温を見ると、1月が1年の中で一番低く、3.4℃(2001年)〜5.8℃(2002年)の間です。
2番目に2月の5.0℃(2005年)〜7.5℃(2007年)の間です。3番目が12月の4.8℃(2005年)〜8.5℃(2010年)。
寒いというわけです。
建物で内外の熱の行き来が一番大きいのは、開口部分(サッシ)。だから重要なのです。
木造用の既製サッシだと、ガラスと窓枠に分類でき次のような種類があります。
ガラス?シングルガラス(単板ガラス)、ペアガラス(複層ガラス)、Low-Eペアガラス、真空ペアガラス、アルゴンガス入りペアガラス
窓枠〜アルミ製窓、アルミ樹脂複合窓、樹脂製窓、木製窓
サッシのショールームに行くと、それぞれの断熱性や遮熱性を比較することができるんです。
・ガラスの比較〜どれだけ熱を通すか感じることができます。


・窓枠の比較〜内側がどれだけ冷やされてしまい結露してしまうのかを見るコーナー
 (室内25℃湿度58%外気温8.1℃(左側アルミ樹脂複合窓)、外気温6.5℃(右側アルミ窓)での比較)
ちょっと室内温度や湿度が高めで結露しやすい条件ですが、断熱性の比較が目でわかります。



建物の基本性能を上げる為には、考えていくべき部位です。


2011年 1月 29日 (土曜)
「ラクガキ マスター」
仕事でしょっちゅう落書きのようなスケッチを描いています。動きのないものばかりですが・・・。
わかっていないことを確かめる為に絵を描くと、頭の中が整理されはっきりしてくるので描いています。イメージや納まりなど。
同じことを寄藤文平さん著書の「ラクガキマスター」にも書かれてあってびっくり。
すごくわかる。親しみもてる。」が寄藤さんのイラスト。
最近では東京メトロの地下鉄マナーポスター「またやろう」シリーズが気になっています。
そんな伝わる、親しみのあるラクガキマスターになりたい。



2011年 1月 8日 (土曜)
「設計事務所のすすめ」
住まいづくりを考える時、誰もが住宅展示場へ足を運ぶように一度訪れてみてください。・・・・・・一度話しを聞いてみてください。
「自由な発想から住まいづくりはできるんだ」ということがわかると思います。そして、他との住まいづくりの進め方のちがいも。
大々的な営業をおこなっていない分、住まいづくりを考える人にとっては入りにくい。連絡とるだけでも勇気がいると思います。・・・・・
でも、声をかけてみてください。住まいづくりの質が変わると思います。
住まいづくりってプライベートな部分を持ち、企業のようにシステマティックな一方向では進みません。
ひと家族ごとにちがいのある住まいづくりなのです。
だから、細かなことに時間をかけて考え、人とのコミュニケーションを大切にしながら住まいづくりを進めています。
今までの密な設計監理の進め方に加え、モデル型住宅設計監理(杉の家モデルによるローコスト住宅の設計監理の合理化)、
プランニング(住宅メーカー等の住まい手に対しての設計支援)、耐震診断(既存住宅の利用の構造診断)をスタートしました。
少しでも住みたいと思える良い住宅ができるように、すそ野を広げていくことが施工と独立している設計事務所の役割だと考えています。

詳しくはこちらをご覧ください。


2011年 1月 1日 (土)
「A HAPPY NEW YEAR」
今年も、よろしくお願い致します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年の年賀状はうさぎりんごです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なかの一級建築士事務所


2010年 12月 15日(水)
「木造の耐震診断」
世田谷区では昭和56年5月31日までに建てられた、木造住宅の耐震診断(一般診断法)を無料でおこなっています。
木造住宅耐震診断士として、耐震診断をおこなっています。
床壁等をはがさずに現地調査をおこない、残っている資料と照らし合わせながら、計算しチェックしていきます。
不確定要素が含まれるので、安全率の高い評点が求められる傾向にあります。
このようにして大地震動での倒壊の可能性の有無を判断するのが一般診断法というものです。
築年数の経った木造の小屋裏や床下をのぞくと、経年変化によって起こりうる問題点を見ることができ、設計監理に役立たせることができます。
壊れにくい建物を造らないことはもちろんですが、壊さない建物をつくるデザインが大切だと考えています。
Long life architecture・・・



2010年 12月 3日(金)
「和の知恵」
ある住まいのカタログ制作のお手伝いをしていました。
昔からある和の住まいの知恵を、一般的な住まいづくりに取り入れていこうというもの。
「和の視座」・「和の光」・「内と外との関係」・「空間のつながり」・「季節を取り入れる」という知恵が、生活をどんなふうに楽しめるものにしてくれるのだろう。・・・
例えば、ほとんどの住まいの生活のしかたは、椅子が主流です。
でも床に近い生活を加える文化を持っています。異なる視座も楽しめるのです。このことをもっと楽しめる家のつくりもあるはずです。
また、扉を障子や襖ではなく、開き方を引き戸にするだけでも空間の広がりやつながりに変化が生まれます。
部屋で区切ることとちがった「間」という感覚で生活をすることができます。
こんなところにもちょっとした和の住まいの知恵が生かされているのです。
これら身近な知恵の家造りは、人間の感覚を広げてくれ生活を豊かにしてくれます。



2010年 11月 28日(日)
「エコポイントの駆け込み」
今日のニュースで12/1以降の家電エコポイントの見直し前の駆け込み需要が話題になっていました。
ポイントが半分くらいになってしまうので、購入を考えている人は見直し前に購入するというものです。
さて、住宅エコポイントの方ですが、期限が延長され、新築の場合、平成23年12月31日までに着工していることになりました。
ここでいう着工ということは、根切り工事または基礎杭打ち工事が始まっているということ。
よく考えてみると、着工まであと約1年。
うちの事務所の設計期間を考えると、住まい手によって設計の進み具合もいろいろですが、着工まで最短でも6ヶ月以上はかかっているのです。
家を建てる時の一番重要な時間なので、かかってしまうのです。
家の断熱性を考えれば、エコポイントの断熱基準以上の家になってきます。エコポイントがスタートしてから、うちではすべての家がエコポイント申請をしています。
期限を目の前に決めることを急いだりすることほどもったいないと思いますので、スタートはお早めに。


(断熱材:左〜防湿気密フィルム付き16K高性能グラスウール 熱伝導率0.038W/mK、右〜セルロースファイバー吹込み 熱伝導率0.037W/mK)


2010年 11月 17日(水)
「材料のお話・肌が触れる畳」
一般に何も指定しないで畳屋にお願いすると、ほとんどが中国産のイ草になります。
中国産が悪いといいたいのではなく、野菜と一緒で農薬をどの程度使っているかが
わからないのです。
なので横浜の健康畳植田さんにお願いして、一般の畳のイ草、琉球畳のカヤツリグサ(七島イ)は、国産で農薬散布の少ない低農薬無着色の畳表にしています。
畳床(畳芯)は、国産稲藁を使うようにしています。藁床の座り心地(踏み心地)は、なんとも言えないちょうど良い堅さで気持ちが良いのです。
イ草の香りのする畳の生活を加えてみては・・・



2010年 11月 14日(日)
「住まいにおける 分節って?」
住まいの部屋の構成は、居間・キッチン・トイレ・洗面・浴室・玄関・寝室・子供部屋・・・・とそれぞれの部屋でのすごしかたを多少なりとも限定して考え配置しています。(キッチンでは寝ることを考えません。)
この部屋では何をするとこということが限られてしまうよりは、こんなこともできそうだという空間の方が楽しいです。住まいは、作業場のような合理さを追求する目的ではなく、居心地の追求でもあるから・・・
ここで言う「分節」という言葉は、住まいであれば部屋と部屋とを区切る壁やドア、部屋と外とを区切る窓等、部屋と部屋を繋ぐ廊下等の間のことも含んでいます。だから区切った空間どうしを繋ぐ部分のことなので「分接」と書かれるべきかもわかりません。
昔からある日本民家の空間のつながりは、単純な障子や襖のしくみで可能性のある部屋(間)にしています。日本人の独特な空間感覚は、部屋という区切り方でない間という言葉であらわれています。
茶の間・居間・客間・床の間・・・みんな「間」がついています。
今の生活では、昔の日本民家のような「分節」では、住まい手に受け入りにくいこともあるでしょう。その人その人の「分節」を丁寧に探し、豊かな空間を作っていくことが大切な気がしてなりません。



2010年 11月 13日(土)
「藤本壮介 展」と「東京アパートメント」
マリオボッタ設計の私設美術館のワタリウムで、藤本さん初の展覧会を観ました。
1つの建物(敷地)内を分節を考えながら、おもしろく分けていく空間に興味を持っていました。
展覧会では、ポリカーカーボネード製の筒を組み合わせた1/1スケールの空間があり、中を歩きまわれます。
今までに味わったことのない、空気を感じることができる雲のような洞窟空間でした。
模型の展示もただ作品模型を並べるのではなく、一般の人が見たら捨ててしまうような物がアイデアの兆しとして展示され、それら展示物同士の
関係をとおして作者の考えをひろえるものでした。玄人向けのような・・・
そして次の日、以前からこの目で見ておきたいと思っていた藤本さん設計の東京アパートメントを見にいきました。
街と建物との関係、建物のスケール感、1つ1つの切妻の家のサイズ感、構造とデザインとの関係、雨仕舞、・・・
分節の考え方は面白いです。
多くの建築は1つの建物内を部屋で分けていくのみで、その部屋と部屋との繋ぎの(仕切る)部分を丁寧に考えていません。
この分節の部分を丁寧に考えていった建築は、豊かな楽しい空間になるのではないでしょうか・・・



2010年 11月 1日(月)
「住まい」と「まち」の絵本たち 展 今日からスタートです。
住まいとまちをテーマにした19冊のコレクションの絵本を展示しました。
大人の楽しめる絵本展です。


誰もが知っている「ちいさいおうち」からポップアップ絵本の「アリス」まで。
いろいろな絵本を展示しています。家夢工房ギャラリースペースにてぜひご覧ください。




2010年 10月 18日(月)
「陰影礼賛 展」5つの国立美術館の所蔵品から"かげ" をテーマに選んだ展覧会
展覧会が続きますが、最終日、逃しちゃいけないと国立新美術館へ。
陰影礼賛?"かげ"ってすばらしいという作品の展覧会。
作品の"かげ"に着目して展示してあり、いろいろな表現があることがわかるんです。
人や物からのびる影、逆行で真っ黒に見えるシルエット、くっきり見える建物の陰、こもれびのかげの部分、季節や時間や場所で異なる影のちがい、何かに見える影・・・
"かげ"を意識して眺めるので、伝わるものも違ってくるのがわかってきます。
ふだんの生活ではここまで"かげ"を意識しませんが、できたら楽しさ倍増です。
谷崎潤一郎の著書「陰翳礼賛」を読んだ時の、日本人の中に潜んでいる"かげ"のすばらしさを思い出しました。
住まいや街を明るくしすぎたせいで、"かげ"の楽しさを感じることを忘れてしまっているということを・・・


出口を出たとき、西日の影がきれいだったので思わず1枚。ゆがんで見える影がきれい。


2010年 10月 13日(水)
藤森照信展」ギャラリートーク
藤森さんの建築は好きで、ラムネ温泉館に行き、チョコレートハウスの工事現場を見させてもらい、どんぐり頭のねむの木こども美術館に行き・・・
どんな人が素朴でユーモラスな建築を考えたのか、実際に話を聞いてみたかった。
模型の話、茶室の話、最新作の空に浮かぶ泥舟の話(かわいいの言葉は禁句という話し)、隣地境界塀の話、材料の話、移動中のメモ書きの話・・・正直に話すひとだなあ。
現場にいる職人のような人でした。(設計と施工が分離していないという意味も含めて)
この次はどんな建築をみせてくれるだろうか。楽しみです。



2010年 10月 12日(火)
「住まいとまち」の絵本
まちづくりの延藤安弘先生の影絵を駆使した「幻燈会」を見てから、少しずつ 住まいやまちの絵本を集め始めています。
絵本はやさしくわかりやすく、時にはきびしく伝えてくれます。いいものです。・・・・


「ぼくの庭ができたよ」文化出版局
集合住宅に囲まれている街中の荒れはてていた家の庭で、家族ぐるみで緑を育て楽しんでいく物語。
・「3びきのかわいいオオカミ」冨山房
3匹のこぶたの逆設定版。対立を協調に変える発想、度重なるトラブルをこえて仲のよい関係にたどりつく。深い。・・・
・「Belonging」
すさんだ町が住んでいる人のかかわりによって緑豊かな町へ生まれ変わる。家の窓から町や庭を眺めていくしゃれてる絵本。
・「ル・コルビジェ」すえもりブックス
ル・コルビジェは他の建築家とはちょっとちがっていました。彼の残した仕事をわかりやすく伝えてくれています。
・「おふろばをそらいろにぬりたいな」岩波書店
子供が「おふろばをそらいろにぬりたいなあ」と思うのですが、父親がそんなことを許してくれません。そこで子供は、自分が家をつくるとしたらこうしたいなあという夢をみる物語
・「ちいさいおうち」岩波書店
田舎の一軒家の一生。都市化の問題を扱った、誰もが知っている絵本。
・「TAR BEACH」
ニューヨークのアパートのタールを塗った屋上。近所の人々は夜になるとこのタールビーチにフライドチキンやビールを持ち寄り集まる。子供は体をのばし空を見ながら夢見心地へ。


2010年 9月 25日(土)
「落日荘」セルフビルドの家
茨城県八郷、夫婦で家づくり9年目の住まいに伺うことができました。
今後、作業場や客室棟などをつくっていくので計20年計画。スゴイ!!
住まい手は、南北問題(1960年代に入って発見された先進資本国と発展途上国の経済格差と
その是正をめぐる問題)や地球環境問題に携わってきた方。
「自分の食べるものはできるだけ自分で作って、自分の足でこの大地に立つこと。」
ということから自給自足の基地づくりを始めたそうです。
西に開けた眺望はすばらしく、山に陽が落ちていく瞬間を見ることができました。
地球を感じるという時間でした。
瓦屋根、木組みの空間、手作り、命をもった家は感動します。



2010年 9月 22日(水)
「お月見」
毎年、近くの和菓子屋さんでお月見団子を買っています。
いつもススキをくれるので、団子と一緒に飾ります。
まん丸なお月さんと風にそよぐススキを眺めると、室礼(しつらい)っていいなぁと思います。
今年はあいにくの雨模様。お月さんはちょっとしか見られませんでした。



2010年 9月 7日(火)
「蚊連草」蚊をよせつけない?
薬屋さんやディスカウントセンターとかで売っている蚊取り線香や電子蚊取り器に健康面で疑問を持ち始めて、探してみたのです。
蚊が死ぬんだから人にだって長い間では少なからず影響あるだろうと・・・
そこで菊花線香(緑色ではなく茶色のうずまき)と蚊連草(かれんそう)。
菊花線香はちょっと値段が高めですが、農薬類が使われていないので安心。殺虫剤ではなく、虫をよせつけないというもの。
蚊連草は1株480円で3株購入。本当に効き目があるのか試しています。
玄関外とバルコニーに蚊が発生するので置いてみました。
虫除けのハーブオイルに含まれるシトロネラと同じ香りがするので、蚊を寄せ付けないのではないかと。
外構の低木にこの蚊連草を植えたら、蚊に刺されにくくなるのかなぁ・・・。そうなったらいいかも・・・。



2010年 8月 29日(日)
「たて」と「よこ」建物撮影
雑誌のための撮影です。
最近はデジタル化に押されつつも、大判カメラでの撮影。
黒い布を頭からかぶって覗きこむんです。ちょっと前の写真館で見られた光景。
解像度が高く、写真の技術的操作が優れているそうです。
「建築専門の現像所にださないとダメなんですよ。」・・・・・
こだわっています。



2010年 8月 23日(月)
「建築家の使命は、静けさに満ちた住まいをつくることなのです。」ルイスバラガン
8年前、東京都現代美術館でおこなわれたルイスバラガン展、その時購入した写真集「カーサ・バラガン」を眺めながら、
静寂のことを考えた。
どんな生活スタイルの住まいでも、必ず静寂をもっていなければいけないと・・・
自分に向き合える場が必要な気がします。

独自の制作活動から導かれる4つのテーマに基づき、安藤忠雄氏が会場構成した「ルイス・バラガン 静かなる革命」展でした。
第1部
代表作である<エル・ペドレガルの分譲地>の開発と<バラガン邸>をとりあげ、
バラガンの自然と建築の関係について。
第2部
バラガンの活動の中で最も興味深い、住宅建築(<ゴンサーレス・ルナ邸>
<ガルベス邸> <プリエト・ロペス邸>等)を、特に外部空間と内部空間との関係性に着目。
第3部
バラガンの建築における、抽象的な形態の探求。
(<トゥラルパンのカプチン派修道会の礼拝堂><サン・クリトーバルの厩舎>等)
第4部
<ロマス・ベルデス>等にみられる都市計画への関心や、<サテライト・タワー>
に代表される都市の中の象徴的な構造物の意味。



2010年 7月 31日(土)
「よこ」棟 全景現す
「たて と よこ」引き渡し後、目の前でおこなわれる花火大会に招待していただきました。いやぁ、凄かった!
去年に引き続き2回目。今年は、「たて」棟のバルコニーから大きな花火を眺めることができたので最高です。
驚いたのは、「よこ」棟の前の家が建て替えで解体され、正面から見難かった外観が見られるようになっていたこと。
このままでいてほしいなぁ・・・



2010年 7月 10日(土)
「高断熱住宅の研修会」NPO法人 新木造住宅技術研究協議会(新住協)
この時期、なかなか寒さの話しは伝わりにくいのですが、断熱気密のお話し。
普段、新住協のQPEXという熱計算プログラムを使って、計画建物の熱性能を把握しています。
どのくらいの暖房エネルギーが必要になるかを比較しながら計画を進めています。
今回は、施工の仕方で失敗しない為に、断熱気密の原理原則を把握しておくという基本的な勉強会。
室蘭工業大学の鎌田先生の話しを聞くのは、2回目。
国や建材メーカーとのしがらみのないところで、作り手・住まい手側から断熱をどのようにすべきかを話しをしてくれます。
実践的で本質的なのです。
暑さへの配慮にも当然関係してくることなので、これからも住まい手へ理解してもらえるよう丁寧に伝えていきたいです。



2010年 6月 30日(日)
「たて と よこ」2棟のオープンハウス
梅雨の合間のオープンハウス。
湿度のあるこの季節、無垢の家の居心地良さを少しでも感じていただけたのではないでしょうか。
「たて棟」をじっくり味わってから、庭のデッキをつたわって、隣の「よこ棟」へ。
建材のサンプルや説明書きを、各部屋で見られるようにしていたら、
お施主さん自らサンプルを手に取り、説明してくれていました。
ちなみに小学生のお姉ちゃんは、この2軒の家で使用している木をすべて説明出来るのです。スゴイ!



2010年 6月 10日(木)
「杉 の 家(すぎのうち)」・国産材を使った、ローコストで小さな記録」展
東京オペラシティ 木童ショールームへ行って展示してきました。
25日(金曜)まで「すぎのうち」を展示しています。
今回の展示は、工事の進んでいく様子や住まい手の視点からの家づくりの記録をメインにしています。
実際に使った相生杉(厚み30ミリ巾220ミリ)の床に上がることができます。
作り手と住まい手の情熱と木のやさしさを感じにお越しください。



2010年 5月 28日(金)
「すぎのうち」の展示〜「建築家が選ぶ、印象に残った家と家族」
東京マラソンゴール地点になる東京ビッグサイトへ行ってきました。
朝日すまいづくりフェアが30日(日曜)までおこなわれ、「すぎのうち」を展示しています。
ちょっと様子を見に行ってきました。・・・たくさんの人。
みなさん、熱心にパネルを見ています。すごい。
展示した「すぎのうち」の施主Nさんは、工事中、家づくりの記録をホームページで発信していました。
住まい手の気持ちの入った力作です。始まりは田舎のお母さんの為に発信したとのこと。泣かせます。・・・
家づくりで、思い出もつくれるんですよ。いいでしょ。住まいづくり



2010年 5月 23日(日)
「建築家の自邸見学ツアー」
住宅プロデュースの「家・夢工房」主催の建築家自邸見学ツアーがおこなわれました。
フレイムの小俣さんとうちの2軒の自宅兼事務所の見学会。
あいにくの雨の中、みなさんありがとうございました。
みなさん、熱心に聞いていらっしゃいました。
小さいながらも楽しい我が家を、ちょっとは感じていただけたのではないでしょうか。
これを機会に家づくりを楽しんで進めてもらえればと思います。



2010年 5月 16日(日)
「和室前、日陰棚の麻ひもネット作り」
建物1年点検でのこと。
「和室の前の日陰棚に、フウセンカズラをはわしてみたら。」
「ネットを日陰棚からたらして、のれんのようにして。」・・・
こんな話になり、「梅雨前に植えたいだろうし、簡単だから作ります。」となり・・・
作ってきました。(植木屋じゃありませんから)
麻ひものネットとめ竹で、やさしい感じになりました。うまく緑を誘因してあげたら風情がでそう。
また、玄関アプローチのハクチョウゲが白い小さな花を咲かせていました。この時期は、本当に緑がきれいです。



2010年 5月 2日(木)
「模型の街」
住宅プロデュース会社の「家・夢工房」のゴールデンウェークに展示された1/50の模型の街です。
大きな広場のまわりにいろいろな形の家が建ち並び、楽しそうです。いいなぁこんな街・・・
各設計事務所が模型を持ち寄り、野崎哲郎建築設計事務所さんが街を創りました。
この街に「杉のうち」があります。
しゃがんで、天井見てください。垂木や梁が現しで見えてるんです。



2010年 4月 1日(木)
「早朝花見」
どこどこの桜が満開と聞くと、近くの砧公園の桜を見損なったらいけないと思いそわそわしてしまいます。
大勢の見物人のいる桜も楽しいのですが、人のいない桜を見てのんびりするのもいいものです。
今日は朝ピクニックだ。思いたったらすぐ行動。8時30分頃までのんびり朝食タイム。
公園には木のテーブルとベンチがあり、桜と芝生と鳥のさえずりで、いいロケーション。
(今朝の時点では、7分咲き程度でした。ちょっと残念。)
庭にデッキ等があれば、手軽に外で食事ができるんだなと思いながらも、浸っていました。
最近のプロジェクトは、デッキの要望が続いているんです。
デッキの材料は、国産材の栗やから松にしています。
水に強いことはもちろんですが、気候があっているということとささくれがでず、素足でも踏める材料なので。
塗装はオスモのウォーターレペレント下塗り(防腐防虫防かび用)の上に、カラーワンコートオンリー塗装としています。
デッキの床部分は陽にあたり劣化しやすい部分になります。
これらの塗料は、塗り重ねOKのオイルステインなので、メンテナンスで誰でも塗ることができるのです。




2010年 3月31日(水)
「おおきな おにわ」の1年点検
今日は「おおきな おにわ」の1年点検に行き、いろいろな話を聞いてきました。
エアコンを最初設置しなかったのですが、1年過ぎてももつけていませんでした。(後で設置できるようにはしていますよ。)
昨年の夏は、風が抜けて必要なかったようです。
機械に頼らずに暮らせることは、自然なことだと思います。設置するとして、メインではなく補助として考えたいものです。
また、プロジェクトの名前のとおり、少しずつ庭ができていました。ゆっくりした時間を過ごしているんだなあとうらやましく思いました。

新たに庭をどうしていきたいかを楽しそうに話していました。相談されたので、スケッチを描かないと・・・


2010年 3月27日(土)
歴史の流れから町並みや家を考えたら・・・
最近なぜか、歴史を学んでみようと思いつき、「ドラえもん人物日本の歴史」を図書館で借りて読んでいる。
ドラえもんでいいのかということは、さておいて。
歴史の流れがわかりやすい、国立歴史民族博物館(千葉県佐倉市)に行ってきました。
どうしても家に目がいってしまいます。写真は、室町時代の商いが盛んだった京都四条室町の町並み模型。
織屋(おりや)建てという仕事場と住居を同じ敷地内に別棟で建てている町。
注目は、屋根。まだ、瓦が広まっていなかった時代。
木片を重ね並べて、風に飛ばされないように木材を渡して石で固定する板葺きがほとんど。
中には板葺きよりも発展した、柿(こけら)葺きも大きな家に見られます。
(「こけら=薄い木片」を何枚も重ねて敷き詰め竹釘で留める屋根)
形は切り妻で、うだつ(家と家の仕切りのあたりに飛び出した形で壁を少し立ち上げ、小さな屋根をかけている部分)や煙出し(台所の煙だし)があることがわかります。(写真赤点部分)
ちなみに、うだつが上がらないとは、自立できない場合や一人前になれない場合に使われますが、ここから生まれているそうです。うだつを上げていることは、自立しているんだよと言いたかったのか?
うんちくを長々書きましたが、俯瞰(ふかん)して見ると街並みの良さがよくわかるでしょ。
限られた屋根材と形が素敵な町を創りあげていることが、うらやましく思えます。
今の住まいづくりに生かせないだろうか・・・



2010年 3月16日(火)
話題の住宅エコポイント
何かというと、地球温暖化対策や経済の活性化を図る為に、省エネ基準を満たす住宅の新築やリフォームをした施主に対してポイントを国が発行するのです。このポイントを使って商品との交換や追加工事の費用に充当できるという制度。
年内着工したものという期間限定です。
この制度を利用するためには、省エネ基準を満たす住宅ということを証明する、第三者機関発行の証明書を取得する必要があります。
今回、工事中の住宅でエコポイントを利用できるように、「エコポイント対象住宅証明書」を取得する申請をおこないました。
これで住まい手は、30万円分のポイントがもらえ、追加工事の費用に充当できます。
少しわかりにくい制度になっていますが、細かな内容を知りたい方は、住宅エコポイント事務局のホームページをご覧ください。



2010年 2月21日(日)
青空の晴れた日、建前(たてまえ:家の骨組みを建てること)がおこなわれました。
あんまりいい意味では使わない「本音と建前(ほんねとたてまえ)」ということばの建前は、公に表す行動や意見を指します。
家の骨組みを組み上げる建前も同じで、家の形や大きさを初めて公にお披露目します。
建前が終わると、棟木に幣束(へいぐし)を立て、塩、酒、米で四方を清め、工事の無事完了を祈ります。
そして、この日を楽しみにしていただいていたご家族、ご親戚の方の、心のこもった上棟式がおこなわれたのです。
暖かいおでんや、車で移動している職人さんの為のノンアルコールビールが用意されていた心遣いには感動です。
最後は、鳶(とび)職人の木遣り唄でしめくくられました。
心に残る上棟でした。


木遣りを録音しましたので、再生ボタンを押してください。いい声です・・・

(再生時間47秒)


2010年 1月15日(金)
1月一杯で第2次補正予算案が成立すると本格的にスタートする住宅の緊急経済対策。
まだ発表されていないこともありますが、お伝えします。
「住宅版エコポイント」が話題になりつつありますが、同じ緊急経済対策に含まれている、優良住宅支援制度(フラット35S)の金利の時限的引き下げの方を注目すべきかと思います。
(※フラット35とフラット35Sは、異なるので注意してください。)
住宅ローンの固定金利を前提にする場合、フラット35Sが年内12/30までの申し込みに限って、当初10年間の年率がマイナス0.3%からマイナス1.0%に引き下げ幅が拡大します。
(募集金額があり、達してしまうと受付終了。
受付終了日は終了する約3週間前にフラット35サイトでお知らせとなっています。)
フラット35Sには、適用条件として基準を満たす建物でなければなりません。
その分、建物の性能にコストをかけていくということになります。
(耐震性、耐久性・可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の4つのうちの1つ以上を満たしていきます。)
ここで金利が下がることで、どのくらい支払い金額が変わるかを考えてみます。
借り入れ金額3000万円、期間35年、年利2.79%(みずほ銀行フラット35)だとすると。
・引き下げなしの場合(フラット35の場合)、総支払い額47,026,473円
・当初10年間がマイナス0.3%の引き下げの場合(フラット35SでH22/12/31以降)、
総支払い額46,069,917円
・当初10年間がマイナス1.0%の引き下げの場合(フラット35SでH22/12/30まで)、
総支払い額43,857,016円
これだけ差がでてくるのであれば、銀行へ支払うより建物の性能(フラット35Sの適用条件)にお金をかけた方が良いと考る人が多くなっていくのではないでしょうか。
建物の性能を考えていきましょう。



2010年 1月8日(金)
昨日、プロダクトデザイナー 深澤直人氏、写真家 藤井 保氏の
「THE OUTLINE 見えていない輪郭 展」で、深澤直人氏のお話しを聞いてきました。
無印良品から深澤直人氏のデザインは惹かれるものがあり、いつも気にとめていました。
刺激的でなく、違和感が感じられない、生活に密着していて、飽きのこないデザイン。
商品の羅列だけの展示では足を運ばなかったのですが、普段何気なく見ている物を輪郭という視点からデザインするという、ちょっとわかりにくいのですが、本人が直接解き明かしてくれるのでわくわくで行ってきました。
デザインする時、モノとモノの周りとの関係は考えますが、どうしてもデザインするモノ主体に重点を置きがちになる傾向があります。
そこには、刺激的なデザインが含まれたり、存在が誇張されたり、何となくしっくりいかない感が残るのです。深澤直人氏のモノをつくることとの接し方から、学ぶことがありました。
モノとそれを囲む周りとの境目がモノの輪郭(アウトライン)。そのモノを除いたモノの周りに漂う空気(雰囲気)は、いろいろな要素で構成されていて、人は暗黙のうちに共有していて。・・・
そこにぶれなくはまるモノをデザインするということ。ジグソーパズルの最後の一つのピースをはめるように。藤井 保氏が撮った深澤直人氏デザインのプロダクトの写真からも、モノとモノの周りに漂う空気(光)を感じることができる素敵な写真でした。



2010年 1月7日(木)
今朝は、七草粥で始まりました。邪気を払い、万病は除かれたでしょうか。
春の七草は、せり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、
すずしろ(大根)。
買い忘れていたので、昨晩10時近くにあわててスーパーへ買いに行き、七草セットを購入。
残っていてよかったぁ・・・
この1年も、季節の節目を感じながら生活していきたいです。