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2021年 1月 1日(金曜・元旦)
「謹賀新年」
新しい年が素晴らしい一年でありますよう心よりお祈り申し上げます
今年もよろしく御願い致します。


今年は漫画チックに・・・


2020年 12月 3日(木曜)
つくり手の「想い」を伝えるメディア
インタビュー形式の事務所の紹介がHP「コノイエ」でご覧になれます。
押し付けがましさがなく、住まいづくりを考えている方がつくり手の想いを感じ取る事ができるHPになっています。
自分から発信するのとは違う目線で紹介されていますので、ご覧ください。


デザインした年賀状まで・・・
いろいろな面からつくり手を感じ取っていただければと思います。


2020年 10月 1日(木曜)
暮らし方の変化・with,afterコロナ
家での生活、働き方、学校などの取り組み方が大きく変化し、
家の中で多くの時間を過ごすようになりました。
コロナの流行に伴う暮らし方の変化で、現住居の不満が顕在化しているようです。
afterコロナも見据えて、一般的にどのような住まいが居心地の良い暮らしとなるのかをまとめてみました。
もちろん、住まいは人それぞれ生活の仕方が異なります。あくまでも一般的なものとして。

・玄関近くもしくは玄関と同じフロアーで手洗いできる
・玄関と隣接してコート等が掛けられるよう収納
・ネット購入の為の宅配ボックスの設置または置き配対応のスペース
・テレワークのできるワークスペース
・オンライン化学習のできる子供の勉強スペース

・リフレッシュのために、外を眺めることができる窓や外とつながる空間
・テレビ前で動画を見ながらトレーニング等できるスペース



2020年 4月 25日(土曜)
「STAY HOME」 from 世田谷
存分にオウチを楽しむことが「」と「社会」を守るんだ!



2020年 2月 18日(火曜)
「受け継ぐ住まい」
受け継がれた2003年竣工の3LDK・85m2のマンションリノベーション。
住まい手は、スッキリしたデザインよりも無骨で実用的なデザインを望まれ、扉付物入が整理できなくなると隠す収納を排除。
大雑把のようで細かなディテールを楽しむ住まい手は、暮らしの中でいろいろ工夫できる空間
を望まれた。




2020年 1月 1日( 曜・元旦)
「明けましておめでとうございます。」
たくさんの方々へ居心地良い空間と環境をわかりやすくお伝えし創っていきます。
本年もよろしくお願い致します。

           (オリンピック
2020年 年賀状:おめでチュー!)


2019年 7月 9日( 火曜)
「住まいづくり 自身を持って進むための秘訣!:(一社) 住まいづくりナビセンター」
自分らしい快適な我が家を手に入れるには、あらかじめ知っておきたいポイントがあります。
7月13日(土)に、「住まいづくり 自信をもって進むための秘訣!」と題した3つのセミナーを開催。
土地購入では、これから探し始める方向けの[スタート編]、すでに情報収集を始めている方向けに[実践編]を、[家づくり編]では一戸建てを建てたい方向けに基礎を学ぶ内容となっています。
土地購入[スタート編]は11:20〜12:00、[家づくり編]は13:00〜14:00、土地購入[実践編]は14:20〜15:00で行われます。
この中の13時からの[家づくり編]でお話させていただきます。
聞いてみたいと思うセミナーを選べますので、お気軽に参加下さい。
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日時:7月13
日(土) 13〜14時
場所:住まいづくりナビセンター (中央区晴海1-8-12晴海トリトンスクエアオフィスタワーZ 4階)
都営地下鉄大江戸線 勝どき駅 A2a,A2b出口から徒歩8分
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詳しくは、住まいづくりナビセンターのHPヘ
LADY TOKYO(日経の女性向けフリーペーパー)のHPにもわかりやすく告知されています。


2019年 6月 19日( 水曜)
「建築士+税理士+司法書士がワンストップでご相談に応じる個別住宅相談会:東京土建 設計者の会」
東京土建 設計者の会のメンバーが税理士・司法書士と一緒に個別の住宅相談会を行います。
建物全般に関する事、住まいの計画に関する住宅取得や相続に絡む税金等、住まいに関する登記や契約に関するご相談にワンストップで応じます。
(紛争に関わるご相談については承れませんのでご了承下さい。)
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日時:6月28日(金)18〜21時、29日(土)10〜13時・14〜17時
場所:けんせつプラザ東京 1階 エントランスホール (新宿区北新宿1-8-16)
JR総武線 大久保駅 徒歩5分 / 山手線 新大久保駅 徒歩10分
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28日に参加します。詳しくは東京土建 設計者の会HPをご覧下さい。



2019年 4月 27日( 土曜)
「聞いてみよう!設計事務所の住まいづくり セミナー:(一財)住まいづくりナビセンター」
ゴールデンウィーク初日におこなわれました3名の建築士による座談会でお話させていただきました。
「設計事務所って何をしてくれるの?」という設計事務所の基本的な住まいづくりを知っていただく為のセミナーです。
設計での住まい手とのコミュニケーションは図面が基本になりがちですが、形のない建物を伝える方法として、スケッチ(パース)や模型、材料サンプル、カタログ、ショールーム・・・と設計事務所はいろいろな方法でおこなっています。
その中のスケッチ(パース)を実際に完成した住まいと照らし合わせお見せしました。少しですが、住まいづくりでのコミュニケーションを感じていただきました。
住まいづくりの肝であるコミュミケーションを大切にしています。




2019年 2月 13日( 水曜)
「健全なリフォーム」
家のリフォームを思い立った時、どこに相談をしに行こうか? 工事を依頼しようか? どこでわからないことを教えてくれるのか? 悩まれる方は多いかと思います。
たくさんの会社がリフォーム事業を行いHPや広告をだしていますので、余計どこにしたら良いか迷います。
また、リフォームしたい部分を普段生活していて気になる点だけで考えてしまいがちです。定期的な建物全体の診断を行い、状態を把握し家や暮らしに必要なリフォーム工事の優先順位を一度検討してから進むことをお勧めします。
それでは誰に建物の状態を教えてもらえば良いのでしょうか?
第三者となるインスペクション? 実際に工事を行うリフォーム工事会社・工務店?・大手住宅メーカー等?
私の設計事務所では、建物の状態を調査とわかりやすい報告書にて把握していただき、住まい手と家とのこれからの長い関係からどのように居心地良く暮らすかから話をお聞きします
。一旦立ち止まっていろいろなお話を聞かせていただき、考えていただく場を作ります。
ですから、考えていた箇所でないリフォームを行う方、新築も含めて検討する方、工事を行わないで暮らしの計画を再検討する方・・・それぞれの最適な方向へ進んでいかれます。
リフォームと一言で言っても、キッチンを新しく取り替えるだけではない多くのことを考える機会でもあるのです。




2019年 1月 1日(月曜・元旦)
「明けましておめでとうございます。」
数多くの現場の経験を活かし、たくさんの方々へ居心地良い空間と環境をわかりやすくお伝えし創っていきます。
本年もよろしくお願い致します。

   (2019年 年賀状:おめでたい!!)




2018年 7月 20日( 金曜)
「築49年の石、タイル貼りの危険」
5年前に耐震補強設計を行った築49年になる住まいの外構、駐車場アーチ上部の石貼りが落下。修繕の相談を受けました。
早速、現地確認。・・・「人に危害がなくて良かった。」という最初の感想。

この際、他で人に危害を加える部分はないかを確認し、写真とコメントで報告書として提示しました。
建物の一部が石やタイル貼りの仕様で、何枚かタイルがなくなっています。石やタイルが下地から浮いている可能性が考えられます。
工務店と調査を行い、どの程度まで修繕を行うか、何通りかの修繕方法と見積もりを提示。

今回は人に危害を加える可能性のある部分を必要最低限で補修していく事になりました。

工事をはじめると、わからなかった隠蔽部分の劣化状況を把握することになります。
タイル貼り部分の下地が漏水によって劣化してなくなっていたり、塀の支持材が役に立っていなかったりと予想していない事に出くわします。
その都度、補修方法を考えていき住まい手へ説明し進めていきます。メーカーマニュアルなどないのです。

アーチ部分の落下と同じように起こってもおかしくない箇所を見つけ補修できた事は、本当に良かったと思います。
住まいの趣きを損なわずに、現代の技術で改修していく。見える部分以上の知恵が詰まった工事が修繕です。

(庇はタイル貼りから秋田杉の屋外用オイル塗装になりました。)




2018年 7月 20日( 金曜)
「さくら事務所パートナーの 住宅設計者ノ勉強会」
インスペクション(住宅診断)業務のさくら事務所にて、新築から中古の戸建て住宅のインスペクション等を行っています。
さくら事務所内の住宅を設計している建築士が集まり、従来の設計監理の範囲を超えた住宅設計者の可能性を探ろうと勉強会を主催しています。
それは同好会的なものなのですが、「さくら事務所住宅設計者研究所」と銘打って2ヶ月に1回、計3回が行われました。
2部で構成され、第1部各3回は「第1回:基礎」、「第2回:
温熱環境・省エネ基準」、「第3回:長期優良住宅・減税」を行いました。
第2部は共通で「住宅設計者の可能性を探ろう」というテーマで行いました。
短い時間でありながら2部構成と少し欲張り感がありますが、勉強会後のフォローも含め続けていきたいと考えています


実際のところ、住宅設計者はいろいろな相談や仕事に出会います。新築建物を設計監理しているだけではありません。(そういう方もいらっしゃいます。)
既存建物のリノベーション(リフォーム)をおこなうに応っては、建物診断、税金、補助制度などが必ず付属します。
住まい手とのコミュニケーション、現場の把握、知識、情報を持って、的確に判断できないとプロジェクトがより良い方向へ進みません。
実家に関しては相続の問題から税理士、司法書士、不動産コンサルタントの力を借りる場合もあり、設計だけではなく多岐にわたって確認していきます。そのコーデュネーター役にもなるわけです。

闇雲にいろいろな分野のプロに相談するという事ではなく、目的から必要な分野のプロに相談する事が大切なのです。
ですから、実家片付けアドバイザー((一社)実家片付け整理協会)、ファイナンシャルプランナーのサポートも必要になる時もあるわけです。
最近だと建物でない外構のコンクリートブロックの危険度の相談もあるのですよ。・・・




2018年 4月 23日( 月曜)
「設計事務所を探す方法」
(一財)住まいづくりナビセンター(中央区勝どき)にてセミナー「聞いてみよう!設計事務所の住まいづくり」が行われ、後半の座談会形式のフリートークに参加しました。設計事務所の住まいづくりを知りたい方の為のイベントで、一般的な住宅設計事務所との住まいづくりの進め方を知っていただけます。このイベントで参加者から「設計事務所をどこで探したらいいでしょうか?」という質問がありました。住まい手にとって一番知りたい点だと思います。
一般的な答えは「ホームページ、雑誌、設計事務所プロデュース会社、設計事務所の各団体・・・」になりますが、石を投げれば当たる程の設計事務所の数。なかなか大変です。
お勧めは、外食時お店を決める前に和食、寿司、そば、天ぷら、・・・イタリアン、フレンチ・・・と自分で選びますよね。住まいづくりも設計事務所を訪ねる前に、自分が、家族がどんな暮らしをしたいかを考え共有してみる事が大切でしょう。「こんな暮らしをしたい」から、実現してくれる設計事務所を選んで話を聞きにいくことをお薦めしました。
そして、肝心の「どこで探すか?」。・・・難しい質問です。
社会と容易につながる住宅設計者でなければならないと考えています。従来の設計監理の範囲を超えた住宅設計者でなければならないと。

同じ住まいづくりナビセンターにて戸建てリフォームのセミナーを行います。
初めてリフォームを考え始めた方の為の講座になります。題してそのまんまの「初めての戸建てリフォームセミナー」。
キッチンを使いやすくしたい。区切られた部屋を大きな部屋として使いたい等、生活してきたならではの住まい手のこうしたい、ああしたいのアイデアはすぐに浮かぶと思います。リフォーム前に一緒に考えて頂きたいことは、建物の状態を把握すること。インスペクション(住宅診断)を数多くおこなってきましたので、建物の劣化状況等の把握からもお話をしていきます。ご参加お待ちしております。


今年もたくさんのことに挑戦していきます。
ご期待下さい!

(2018年 年賀状:水引でデザインしてみました)


2017年 11月 1日(水曜)

日時:5月26日(土曜) 14時30分~15時30分
会場:(一財)住まいづくりナビセンター
参加費:無料

参加申し込みが必要になりますので、詳しくは住まいづくりナビセンターへ。
お問い合わせ:03-5166-8300(水曜定休)



2018年 1月 10日(水曜)
「インスペクションから住まいのデザインを考える」
インスペクション=建物状況調査、住宅診断。
さくら事務所のパートナーとして数多くの建物のインスペクションを行ってきました。
宅地建物取引業法の一部改正によって、今年4月1日以降の中古住宅購入の際、
不動産会社の仲介(宅地建物取引業者)が提示する書類にインスペクション(建物状況調査※)に関する記載が定められました。
・契約前におこなわれる重要事項説明書〜建物状況調査の有無や行っている場合の結果概要、建物状況調査結果報告書の有無 
・媒介契約約款(売買契約とは異なり仲介の依頼をする為の契約)〜不動産仲介が売主または買主と建物状況調査を実施する者との間で調査の実施に向けた具体的なやりとりの手配を行うあっせんの有無
今回の改正は、インスペクションの義務付けや第三者性の調査の規定はありません。
春以降、インスペクションの依頼が多く予想されます。
たくさんの建物の劣化状況等を実際に確認してきて、住まいの設計監理に活かしています。
誰もが理解できる意味のあるデザインを行っていきたいものです。


2018年 1月 1日(月曜・元旦)
「明けましておめでとうございます。」「実家の未来  竣工」
築48年の木造建物の耐震補強、建物劣化部の補修、1階のバリアフリー化の間取り構成への変更、安全な階段の完成です。
受け継がれる住まいになりました。
外観は以前と趣きの変わらないように心がけました。玄関戸は室内側に引き込まれる重厚感のあるヘーベシーベの木製引き戸です。

大きな土間をもつ玄関。階段下はお花を飾るスペース。以前の室内も縦格子をとりいれていましたので、階段部に縦格子をもちいています。

元のダイニング、キッチンや和室をワンルームとしました。床材は節が多くなく足にやさしい、落葉樹の中でも柔らかい鬼クルミです。

リビング側です。テレビカウンター材は、ホワイトアッシュです。
た。
洗面所とトイレ。狭さを感じさせないように所々で工夫しています。



2017年 9月 13日(水曜)
「実家の未来 4」
耐震補強、建物劣化部の補修がほぼ完了です。
1基礎補強の為に新たに基礎をつくりました。新築工事とは異なり、手押し車(猫と呼ばれる
)で人力でのコンクリート打設。
 もちろん、コンクリートの圧縮試験をおこない品質確認します。

 新たに作った布基礎
です。

2木構造部分は耐力壁を設置し、金物補強をおこなっていきます。

3構造補強と同時に断熱材の取付も


4外周りの劣化を補修していきます
。外壁等塗装・屋根鋼板葺き遮熱塗装・・・



2017年 7月 11日(火曜)
「実家の未来 3」
住まい手に現場へ来ていただき説明をおこないます。今まで暮らした間取りから空間がどのように変わるのか感をつかもうと一生懸命です。
打合せでの図面やスケッチではなかなか感じ取れないのは当然です。
構造の確認も一段落したところで、図面でとりやめていた木製引き戸の設置へ変更することになりました。
室内側にアウトセットの取付けです。現場とスケッチや参考写真で説明です。もちろん金額も。・・・



2017年 6月 23日(金曜)
「実家の未来 2」
築年数の経っている建物のリフォームは、詳細な図面がないことが多々あります。
できる限り床下や屋根裏にもぐって現地調査をおこなうのですが、解体してみないとわからない部分が残って工事はスタートします。
解体後、構造設計者含めて現地の確認をおこない、構造の補強設計を整理していきます。
もちろん、住まい手へ事前に説明をおこなって理解していただいて進めていきます。

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2017年 6月 9日(金曜)
「実家の未来」
実家の未来を考える時、相続税・片付け・実家の活用の仕方・終の住処・・・たくさん考えておく事があります。
それは家族で話し合い共通認識を持つ事が大切なのですが、歳をとっているが親は元気でいるので、わかっているけどなかなかお互い話すことができない。・・・

都内の築48年木造2階建て住宅の耐震補強を含めたリフォームで、ご実家の改修です。
現況の建物の状態を調べたり、建替えの検討をおこなったり、税理士の相談を受けたりと・・・検討を重ねてのスタートです。
実家の取り組み方について、建築士として最初から相談にのって進めてきました。家族の中で大切にしたいものは何かを共有できたのではないかと思います。
耐震補強、建物劣化部の補修、1階のバリアフリー化の間取り構成への変更、安全な階段にすることにしぼる事になりました。
さあ、愛着のある住まいを再生していきます。
       


2017年 1月 30日(月曜)
「2戸1のイエの竣工」
昨年暮れに2戸1のイエが竣工しました。



隣地西側のマンションが午後の陽射しをさえぎる為に、室内で光や風のキャッチボールができるようにいろいろな工夫をしています。
1階の床仕上げは、明るくする為に白っぽいヒノキ。壁は2階も同じ漆喰です。



2階の床仕上げは暖かみのある色合いのから松です。
各部屋に隣接した物干しスペース。屋外バルコニーと室内物干し。


ハイサイドライトから小屋裏収納や階段へ。そして各部屋(空間)へ光と風が届きます。



2017年 1月 1日(日曜・元旦)
「明けましておめでとうございます。」
すばらしい技を持った職人さんの手仕事が感じられる住まいをつくり続けていきます。
どうぞご期待ください。



2016年 12月 6日
(火曜)
「2戸1のイエ (練馬区)」の完成見学会
お施主様のご厚意により、完成見学会を開催する運びとなりましたのでご案内させていただきます。

暮れも押し迫る、クリスマスイブ前日におこないます。
住まい手の家族構成から、コンパクトでありながら大きな空間をもった2世帯住宅となりました。

日時: 12月23日(金曜・祝日)11:00〜16:00
場所: 東京都練馬区

(西武池袋線大泉学園駅より徒歩15分、または池袋寄り一つ手前の石神井公園駅(池袋より急行で9分)より徒歩20分))
ご希望の方はメールにてご連絡ください。(申し訳ありませんが、住まいづくりをお考えの方とさせていただきます。)
お待ちしております。
 
主な構造の仕様:
・土台〜ヒノキ ・柱〜杉 ・梁〜杉、ヒノキ (国産材(宮崎県都城))
主な仕上げの仕様:
・屋根〜ガルバリウム鋼板竪ハゼ葺き ・外壁〜ガルバリウム鋼板竪ハゼ葺き・ゆず肌仕上げ吹き付け・から松(長野県)
・天井〜杉はぎ板(杉ムクボード)、EP仕上げ ・室内壁〜漆喰(赤卵漆喰)仕上げ ・室内床〜ヒノキ(高知県)、から松(長野県)



2016年 11月 12日
(土曜)
「2戸1のイエ」工事中・あともう少し・・・
外観は、ガルバリウム鋼板と吹きつけ仕上げ。ガルバリウム鋼板の竪ハゼ葺きもあと少し。

内部は、ヒノキ、から松の床に壁は漆喰。木を現す部分は、特に丁寧につくっています。
カーテンの打ち合わせも始まり、いよいよ最終段階に入ります。






2016年 4月 26日
(水曜)
「2戸1のイエ」が進行中
2世帯住宅の設計です。分離しての生活の場と共有して有益になる場を考えていただきました。

玄関・階段を共有し、それぞれの生活の場を縦割りで分け、かつ1,2階の部屋の位置を東西で互い違いに利用することにしています。
廻りの環境は2階建てが多い住宅街なのですが、隣地西側に大規模な8階建てマンションがあり、午後の陽射しが遮られます。
そして、生活の場を東西の縦割りで分けていることから、時間によって暗くなりがちな場もできます。
設計は、明かり(や風)の流れを大切に考え進めています。



2016年 1月 21日
(木曜)
「瓦と漆喰と木のいえ」の竣工
昨年、竣工しました「瓦と漆喰と木のいえ」です。これから住まい手が外構工事をおこなっていきます。

緑が増えて、どのようになるか楽しみです。・・・・・
まずは外周り。軒裏と一部外壁のから松がきれいに仕上がりました。


ふたつの玄関は2階とつながりを持ち、光や風を取り込みます。
       
1階の居間の天井材は、から松の2階の床下地板。壁は漆喰。床は40ミリ厚の杉。天井をつくらない分、広さを感じます。
 
和室は杉板の竿縁(猿頬面取り)天井、壁は漆喰、藁床の畳、襖紙引き手は東京松屋で選びました。
 
2階も1階と同じ仕上げ。天井はつくらず、軒裏と同じ屋根下地板のから松です。その上に断熱材がある外断熱仕様です。
2階バルコニーは外壁のから松に囲まれ、居心地の良い場所になりました。
 



2016年 1月 1日(金曜・元旦)
「明けましておめでとうございます。」
毎年、年末に明治神宮でおみくじを引いて参ります。

おみくじと言っても吉凶を占うおみくじではなく、御祭神の教えの和歌が書かれているものなのです。
なので、大吉(^_^)とか末吉(>_<;)ではなく、フームと考えさせられるのです。
今年は、「いかならむことある時も うつせみの人の心よ ゆたかならなむ」を引きました。
日頃から常に泰然自若(落ち着いていてどんなことにも動じないさま)として、不動の心を養いましょうということ。
まったくもって身につけたいものです。・・・・・  今年もよろしくお願い致します。 なかのたけし
(2016年 年賀状)

【解説】左からモンキーレンチ・Monkey(HONDA)・緊箍児(きんこじ:孫悟空の頭の輪)・
   ゾウリ(信長の草履を暖めていた木下籐吉郎(サル))・サルのおもちゃ Charley Chimp



2015 年 11月 12日(木)
「ガルバのいえ」のアプローチ
ひさびさの「ガルバのいえ」への訪問。

外構の平板コンクリートの間のリュウノヒゲが、立派に育ち綺麗でした。
樹木を植えるスペースのないアプローチですが、緑の映える居心地良い環境をつくっています。





2015 年 11月 11日
(水)
「瓦と漆喰と木のいえ」のお披露目
「瓦と漆喰と木のいえ」の建物の周りに設置してある工事用の足場が外れ、お披露目となりました。

青い空、樹木の緑、白い漆喰とから松のコントラストがきれいです。
外構工事の玉砂利の洗い出しが楽しみです。





2015 年 6月 21日
(土)
「瓦と漆喰と木のいえ」の色決め
「瓦と漆喰と木のいえ」の瓦の色決めの現場打合せです。

外壁の漆喰やから松、軒裏のから松、サッシのサンプルと色を組み合わせて瓦の色を確認していきます。
和形の瓦でアンティックブラウンという黒に近い焦げ茶に決まりました。なかなか落ち着いたいい色です。
サッシの色も、室内から見た壁仕上げの漆喰、床の杉と組み合わせて、色合いを確かめていきます。
(写真左側が外部の色、右側が室内の色の組み合わせ)
今日から土台敷きとなり、天候をみながらいよいよ上棟(柱や梁(はり)など骨組みができて棟木(むなぎ)を上げること)です。
土台のひばの香りが良かったです。・・・



2015 年 4月 21日
(火)
「瓦と漆喰と木のいえ」
今日は多摩市の「瓦と漆喰と木のいえ」の地鎮祭です

昨日の嵐とは打って変わって、いい天気になりました。大安吉日です。
地縄(じなわ:建築工事を始めるとき、敷地に建物の位置を示す為に張り巡らす縄)の確認も今日します。
「瓦と漆喰と木のいえ」は名前の通り、瓦屋根です。軒裏をから松の野地板(屋根下地板)を現しで仕上げます。
木と漆喰と瓦の風合いを感じることができる外観です。上棟(柱や梁(はり)など骨組みができて棟木(むなぎ)を上げること)が楽しみ・・・・・



2015 年 1月 1日
(木・元旦)
「あけましておめでとうございます。」
昨年は、多忙な日々を駆け抜けた〜という感じでした。(HPの更新も怠り、サボった感もありましたが。・・・)

住まいの設計監理業務はもちろんですが、
さくら事務所でのインスペクター(住宅診断)業務
財団法人 住まいナビセンターでの建てる前の住まい手への住宅相談業務
一般社団法人 リフォームパートナー協議会の副理事として、優良なリフォーム事業者を整える事業がスタート
東京土建組合 設計者の会として地域での設計者の活動を整える業務
と「住まいづくりをもっとわかりやすいものにしよう」「設計者(建築家)をもっと身近にしよう」と考え、おこなっています。
今年も、より多くの方の住まいづくりのお役に立てるようにまい進していきます。
本年もよろしくお願い致します。そして、新しい一年がすばらしい一年でありますように。

MADE IN NAKANO
PURE NEW YEAR・・・
IPPO IPPO
TEINEINI
MAISINITASIMASU
KOTOSI MO MINASAMA
YOROSIKU ONEGAISIMASU
I WISH YOU A HAPPY NEW YEAR      (2015年 年賀状)


2014 年 9月 13日(土)
「建築家展〜武蔵野プレイス」
武蔵境駅前の武蔵野プレイスのギャラリーにて13〜15日の建築家展。
お気軽にお越し下さい。




2014 年 7月 14日
(月)
「建築家展〜吉祥寺」
吉祥寺駅近くの武蔵野市立吉祥寺美術館の市民ギャラリーにて13〜14日の建築家展。

今日、平日になりますが、18時までいます。



2014 年 6月 23日
(月)
「建築家展〜甲府」
甲府の山梨県立図書館にて21〜22日の建築家展。

来場者の方には、木のあつかいを気にとめてわざわざお越しいただいたりと。・・・
ありがとうございます。

朝、小雨が降る中、甲府城を散歩。石垣が素敵でした。
図書館隣りが1966年竣工の丹下健三氏設計の山梨文化会館でした。迫力あります。
その中にDandDEPARTMENTが入っていました。1周年なのですねぇ。サインがいい。



2014 年 2月 21日
(金)
「2DK・3DKという記号からの開放〜共有すること」
床面積を増やせない。 なくすことができない部屋。

共有できないか?・・・
不便な点も正直あるけど、同じ場所を共有したら、床面積を増やさずに広さを感じることができる。
陽の明かりと風が抜ける気持ちの良い空間にもできる。
下の写真は、子供部屋とスタディスペース(廊下も兼ねる)と玄関が2種類の引き戸で仕切られています。
仕切り方によっていろいろな空間が生まれます。
閉じられた子供部屋でなくなります。単なる勉強する場でなくなります。玄関に窓がなくても明るく風が通ります。
  


2014 年 2月 7日
(金)
「渋谷デザイン2014〜これからの暮らし方〜まち・人・つなぐ」
今日から3日間、代々木全労済スペース・ゼロギャラリー(渋谷区代々木2-12-10全労済会館B1F)にて、おこなわれています。


今回は、奥にしまいがちな重たい大きなファイルに詰め込んだマニュアル(取扱説明書)を、見たいときに容易に見ることができる「すまいの資料棚」を展示しました。(展示は地味ですが・・・)

新築の建物引き渡し時に、家の機器等のマニュアルを大きなファイルでいただきます。
捨てることはできない大事な物だし、手前の本棚に置くとスペースがもったいない気がします。
いざという時に、どこに置いたかなぁと考えてしまいがち。・・・

タブレットPC(スマートフォン)で、マニュアルを保管した「すまいの資料棚」へアクセスして、2clickで見ることができます。
見たい所で見ることができるので、便利。
(機器に「すまいの資料棚」のアドレスのQRコードを貼っておくと、故障を修理に来た業者さんのスマートフォンでも見ることができる。)
毎日の暮らしで、役に立つ情報も保管しておくと良いですね。
ただし、プライバシーに関することはパスワードで保護しないと。・・・

住まいの資料棚を試してみて下さい。こちらからどうぞ。


2014 年 1月 22日
(水)
「2DK・3DKという記号からの開放(リフォーム編)」
リフォームでどんな間取りができるんだろう?

新築に比べて制限はあります。間取りを大きく変えるというよりは、空間を変えてしまう方が近いかも。・・・
RC+木造の住宅の最上階のLDK+和室を変更。
 住まいの中心に造り付け家具を配置し、間取りをつくります。
 できるかぎり間仕切り壁を排除して、天井を見渡せる高さで仕切ります。
 風や明かりが、隅々までいき渡るよう配慮しました。


1LDKのマンションをリフォーム。
 間仕切り壁をつくらないで、造作家具で仕切り、上吊り引き戸で部屋を構成。

こちらは、マンションの子供部屋を2部屋にしただけ。
 空調や風通し、既存の梁、将来のことも考え、開放できる戸で分けています。

 壁紙の色にあわせたオイルふき取りの木製建具、既存のスイッチも雰囲気壊さずに設置。

ちょっとした工夫で、言葉だけでは表せない空間に変えることができるんです。・・・


2014 年 1月 12日
(日)
「引き続き・・・2DK・3DKという記号からの開放」
むずかしいので、2棟隣りあう「たて」の棟と「よこ」の棟で感じをつかめてもらえたら。・・・

「たて」の棟は、キッチンとつながる食事のスペースとくつろぐスペース(掘り座卓のある畳の部屋とTVを楽しむ部屋)を分けています。
畳の部屋は、隣りの「よこ」の棟とつながる庭に面していて、食事のスペースの奥に。オーディオを楽しめる部屋は吹き抜けでつながる矢印の2階へ。

2階のくつろぐスペース(TVを楽しむ部屋)です。

引き違い戸を開けると・・・

「よこ」の棟はワンルーム的。引き戸を開けると、奥の玄関や洗面所も取り込め、光や風が行き来します。開放的。・・・

おまけに、「たて」と「よこ」の棟をデッキで結び、暮らしの楽しさを広げました。

部屋の配置や部屋どうしのつながり・アプローチの仕方で、ワクワク度が増えるんです。
決められた記号から間取りを考えると、一部屋一部屋で完結しまいがち。どんな生活の楽しみ方ができるかを創造してみませんか?・・・


2014年 1月 1日
(水・元旦)
「新年 明けましておめでとうございます。」

ピクトグラム(絵文字)は、1964年 東京オリンピックから始まったそうです。・・・すばらしい!
もう少し詳しく知りたい方は、こちらのHPを見てはいかがでしょうか・・・
「デザインの参考にな る1964年から2012年までのオリンピックのピクトグラム」



2013年 9月 3日(火)
「築 44年目の耐震改修」
世田谷区内の築44年の木造住宅の耐震改修が完成しました。

世田谷 区は、平成27年度までに住宅の耐震化率95パーセントを目指し、
条件は ありますが、無料の耐震診断や耐震改修工事の助成金130万円等をおこなっています。
この両方を利用し、建物の耐震化をおこないました。

今回の 耐震化をおこなう箇所の優先順位は、
1 住みながら工事をおこなう
2 バランスを配慮して、耐力壁の強さと量を増やす

3 接合金物等の設置
4 屋根の瓦からガルバリウム鋼板への軽量化

5 基礎のひび割れの補強
調査時からわかっていた、浴室廻りの腐食した構造材の取り替え補修は必須でした。

しか し、耐震改修工事は、開けてみないとわからないことがあります。
その都 度、対処方法を検討し進めていく、対応力を兼ね備えた工務店、現場監督、大工でないと、ちゃんとした仕事はおこなえません。

デザイ ンに関しては、必要最低限の耐震化工事がメインなので、工事にかかわる仕上げの復旧が、既存の仕上げと違和感なく感じられるように心掛けています。
傷んで いた浴室・洗面所は、使い勝手に配慮したものへ新しく変えています。
 
夏の暑 い時期での小屋裏内での工事は、大工さんには脱帽です。屋根屋さんも本当にご苦労さまでした。・・・


2013年 4月 5日(金)
「11 年目の住まい」
竣工後11年目。近くまで来たので、気になって寄ってみました。


建物に 雨だれ等はなくきれいでした。
軒がで ていることと、屋根のない部分での水切り金物が効いています。(自画自賛・・・)
敷地一 杯に建物は配置されていますが、植えていた緑も育ち、建物を引き立ていい雰囲気をつくっていました。
何年 経っても、きれいに住んでいただいているのは、大変ありがたいです。
一層良 くなっているのを見ると、うれしい限りです。・・・


2013年 2月 25日(月)
「住ま い手からのハガキ」
スッピンのイエの住まい手からハガキをいただきました。コガネムシの水彩画が描かれていました。


実は、 絵本等で精密な昆虫画を描く方なのです。誰もがその本を見ると「これは絵なの?」と言ってしまうぐらい。
同時に その世界観に引き込まれていくのです。
今回い ただいた生の絵は、コガネムシの色合いや細かさがすばらしく、本の絵では味わえないものでした。ありがとうございます。大切にします。

下の画 集は、出版社フレーベル館から2008年に出版されたもの。
そのあとがきから

「昆虫 への関心がなかったら、今の自分はない。
 別の 関心事に時間を費やす時期があっても、興味をすっかり失うことはなかったし、見慣れない虫を見れば、体が反応した。
 絵の 仕事をするようになり、私的な趣味ではすまなくなったが、虫にひかれる素朴な心の芯は変わらないので、ここまで続けてこれたと思う。
 心を ひく何かをそなえた多様な虫がいて、自分を支えている。虫に感謝しないといけない。」

描いて きた作品を飾れる器として、微力ながら住まいをつくらしていただきました。


2013年 1月 27日(日)
「スッ ピンのイエの竣工です。」
日本の美意識の一つ、わび(詫び)にも通じる質素なデザインです。








2013年 1月 13日(日)
「スッ ピンのイエの完成見学会」
スッピンのイエの完成見学会のご案内です。

日時: 1月26日(土)10:00〜17:00
    1月27日(日)10:00〜14:00

場所: 東京都世田谷区経堂

お施主 様のご厚意により、完成見学会を開催する運びとなりましたので、ご案内させていただきます。

閑静な住宅街に建つ木造平屋建ての住宅です。
建築コストをシビアに抑える為に、「必要なもの、必要でないもの。自分で作れるもの。後で作れるもの。」を考えました。

張りぼ てのような家ではなく、構造材を現し、下地材料を素地のまま丁寧に仕上げています。(大工の見せ所です。)
全体的 なコストを抑える手法から、住みながら仕上げていける家につながりました。

メールにてご連絡いただければ、案内図をお送り致 します。(申し訳ありませんが、住まいづくりをお考えの方とさせていただきます。)
お待ちしております。


(工事 中で片付いていませんが、室内の仕上げはほぼ済んでいます。スッピンのイエなので・・・)



2013年 1月 1日(火)
「あけ まして おめでとうございます」
今年も、全力前進ジャジャジャ ジャーン。(関ジャニ8)
がんばります。
よろしくお願い致します。
(2013年 年賀状)




2012年 12月 19日(水)
「スッ ピンのイエ、屋根・・」
スッピンのイエは、平屋です。屋根形状がシンプルな切り妻です。

寒い日 でしたが、陽射しがあり、屋根の上でしばらく座っていると気持ちがいいんです。
平屋の いいところは、屋根の上にもあるんですよ。・・・

屋根の 棟(てっぺん)部分をつくっています。
棟換気 といって、屋根の軒先や外壁の下端から通気部分を空気が流れ、排出する口(写真右側)をつくっています。(通気工法といいます。)
この工 法は、壁や屋根を二重につくることによって、内部(室内ではなく、隠蔽されている構造部分)を乾燥することができ、結露を防ぐことができます。こうやって 建物の耐久性を向上させています。




2012年 12月 10日(月)
「えほ ん×いえ 展」・・・木童(こどう)ギャラリー(新宿オペラシティ1階)
2週間弱と短い期間でしたが、大勢の方々に来て頂きありがとうございました。

ギャラ リーでは、少しの時間でしたが、来て頂いた方々とお話しすることもできました。
別の場 所でも、いえづくりのヒントをテーマに、話しが盛り上がったこともありました。
改めて 「絵本は私たちのココロを育ててくれた。そして、家も私たちの心を育ててくれるもの。」が響いてきました。・・・


Web版展示会場は、オープン中です! こちらもご覧下さい。



2012年 11月 21日(水)・26日(月)
「スッ ピンのイエ、上棟・・」
上棟の日は寒い1日でした。現場監督の土橋さんが、幣串(へいぐし)を作っています。

(幣 串:上棟式に家の守りとして、 御札と一緒に小屋裏に上げます。)

スッピ ンというくらいだから、柱梁は現しです。
柱や梁 の接合は、金物を使わない「長ほぞ差し込み栓打ち」という仕口(しぐち・接合部分の意味)です。出ている丸い木の棒(樫 (かし))は、切り落とします。今ではめずらしいです。・・・

こんな 仕組みになっています。

後日、 屋根が架かってからですが、南側全景を撮りました。広い間口に、掃き出しのサッシを取り付けていきます。
屋根下 地や垂木は、このまま天井になります。こうご期待・・・




2012年 11月 18日(日)
「ガル バのいえ、外構・・」
玄関前の外構、コンクリート平板敷き。

平板と 平板の間にこれから土を入れます。いずれ緑が成長すると・・・やさしい感じになるでしょう。




2012年 11月 3日(土)
「ガル バのいえ、珪藻土仕上げ その他・・」
内部の壁、珪藻土の左官仕上げが始まりました。

まずは 鏝(コテ)加減の確認ということで、住まい手と一緒に表面仕上げを決めていきました。

遅れ気 味だった階段がやっと取り付きました。(2階から小屋裏の階段はまだだけど・・・)

外部足 場が完全にはずれました。住まい手の感想「カワイイ・・」。




2012年 10月 27日(土)

「ガル バのいえ、途中経過」
外壁のガルバリウム鋼板の縦ハゼ貼りがもうすぐ完了します。

屋根を 葺くのとはちがい、外壁貼りは手間がかかります。職人さんがかしめながら取り付けていきます。

内部 は、大工の涌井さんがもくもくとおこなっていました。
すべて 建具は引き戸なので、はじからはじまで見渡せます。気持ちよさそう。




2012年 10月 25日(木)
「住み ながら仕上げていくのもいいじゃない。」
世田谷区内で、既存2階建てから平屋建てへの建て替えの着工です。・・・「スッピンのイエ」
コストを抑えるために、材料現しの仕上げになっています。
また、築年数の経過した建て替えに対して、大きな家から小さな家への「減築」という提案も含んでいます。
お楽しみに。




2012年 9月 3日(月)
「スッ ピンのイエ」
コストを抑える為に、「必要なもの、必要でないもの。自分で作れるもの。後で作れるもの。」を考えました。
張りぼてのような家ではなく、徐々に仕上げていける家。
世田谷区の平屋建て。スッピンのイエ、スタートです。





2012年 7月 12日(木)
「一級 建築士という資格」
「一級 建築士免許を偽造・・・」
昨日の 夕刊1面の見出しです。姉歯以来の迷惑な事件。
偽って役所へ申請して、発覚というお粗末な話しです。

「一級 建築士って何ができる人なのか?・・・」
建築の 仕事は多種多様なので、一級建築士の資格を持っていても、能力的に設計がみんなできるかというとできません。(資格的にはできるんだけど。・・・)
建築士という資格は、消費者にとって本当にわかりにくいものです。
そこで、8つの専攻領域に分けて、消費者へ表示することを目的にした専攻建築士制度(日本建築士会連合会)に加わっています。

(
すべての建築士が加わっているということではありません。自主的な取り組みで、加わるにはその分野の実務実績とCPD(専門開発の継 続)履修を申告していかなければなりません。)
8つの 専攻領域は、「まちづくり」・「統括設計」・「構造設計」・「設備設計」・「建築生産」・「棟梁」・「法令」・「建築研究」に分かれています。名前だけ聞 いてもわかりにくいものもあります。
この中 の「統括設計」が、建築士免許を必要とする建築の設計及び工事監理等に係わる業務になり、一般的な設計事務所の仕事の内容になります。

「統括 設計」の中でも細かく分かれていて、私は、「戸建住宅」「集合住宅」「宿泊施設」の専門分野の専攻建築士になっています。
HPで は一級建築士の検索はできませんが、専攻建築士の検索でしたらおこなえます。
専攻建築士検索システ ム(日本建築士会連合会)でご確認ください。




2012年 6月 1日(金)
「うち の住まいづくり」
「展示場廻ったけど、なんか違うなぁ・・・。」
家づく りをいっしょにつくりたい。
家づくりの過程を楽しみたい。
何かを決める時も自分も参加したい。
納得しながらつくっていきたい。
と思ったら設計事務所とつくるのがいいかもしれない。

「設計 事務所に頼むとお金が余計にかかるんじゃない?・・・」
高価な ものを要望すればどこでも高くなります。
でも総 予算は決まっているから、お金の掛けどころの違いで、建売、住宅メーカー、設計事務所を選べばいいと思います。
家にかけられる予算の決まり方は、こんな家に住みたいという希望とは別の次元で、決まってしまうことが多いです。ちょっともったいない気がするのです が。・・・  (例:土地代やらで残った金額が建物の金額だったり・・・)
その決まってしまった予算の中で最善を尽くすしかありません。何が最善かは、住まい手それぞれ多種多様。

だか ら、うちみたいなのが必要なのでしょう。



2012年 4月 24日(火)
「ガル バのいえ」
屋根、外壁のすべてをガルバリウム鋼板にする住まいが進行中です。
メタリック的な感じでない、懐かしい落ち着きのある佇まいにしたいと考えています。
室内は、珪藻土とから松の床で仕上げ、やさしい空間に。
太陽光パネルを載せ、エネルギーを考えた生活の工夫もあります。
写真は軸組み模型。
これを観た時、スターウォーズのAT-AT(スノーウォーカー)という4本足で歩く装甲車が頭をよぎりました。・・・(姿が何となく似てるんです。)
歩きま せん。歩きません。・・・




2012年 2月 24日(金)
「建築 家と建てた理想の住まい100選・きりづまのいえ」
新宿OZONE6階で、建築家100人の展覧会が16日から始まっています。

会場の 中の「木の優しさを感じられる家」のカテゴリーで、「きりづまのいえ」を5月8日(火)まで展示しています。
木の強 さと優しさ」と「家づく りを楽しむ」を テーマに、木の軸組模型を製作しました。
ボルダ リング(クライミング)やハンモック等・・・付いているんですよ。
どうぞご覧になりに来てください。
詳しいことは、OZONE イベントホームページへ。





2012年 1月 25日(水)
「築 29年マンションのリフォーム」
やわらかな空間をつくりました。
ほどよ い柔らかさをもった檜の床は、足 触りが良く、床に寝ころんでいたくなりません。
3メー トルのとど松のテーブルは、 キッチンの作業場でもあり、食事をとるテーブルでもあります。
テーブ ルに入り込んでいる両面使いの食器棚は、既存のコンクリート耐力壁を利用しているのです。
勾配天 井をもつ子供部屋は、何と同じく勾配天井をもつ洗面所とガラスの引き違い戸で隣り合わせ。
明かり と風通しの為の大胆な間取りですが、開放感があり 気持ちのいい空間です。





2012年 1月 1日(日)
「あけ ましておめでとうございます。」
優しさのある空間を創っていきます。今年もよろしくお願い致します。・・・なかのたけし




2011年 11月 24日(木)
「家具 の取っ手」
家具の取っ手を選ぶ時、デザインや材質はもちろんですが、サイズを気にします。

つかみ やすいか? 扉のサイズにあっているか? 空間にあっているか?・・・・
カタログを見ても感がつかめないことが多々あります。実際に見て触ることが一番良いと思います。
しかし、時間的制約から見ることができない時は、
しょぼ いのですがこんな ふうに立体的に紙で作りサイズをつかもうとします。
扉のサ イズに対して、小さくないか(大きくないか)と実際に 確かめること ができるのです。
小さな 取っ手ですが、空間を大きく変えてしまうアクセントでもあるのです。(料理でいえば、調味料かなぁ・・・)




2011年 10月 12日(水)
「リ フォーム」
リフォーム工事が始まりました。

まずは 解体です。
見えてこなかったものが明らかになってきます。図面があまりない物件は、どきどきします。
ある程度想定はしていますが、時々想定外なものも発見します。昔の建築はおおらかというか・・・?

リ フォームの設計や工事は、新築と はちがった見ておくべきポイントがある のです。・・・




2011年 10月 4日(火)
「子供 部屋の2分割」
大きな子供部屋を2つの部屋に分けるご相談があり、
ゆくゆ くのことも考え、壁で 分けるのではなく戸を 作って分けることに しました。
窓から の部屋の明かりのことや大がかりな天井工事を絡ませずに、部屋の中にヒノキの柱梁で門のようにつくり、引き戸をたてつけました。オスモのオイル(ホワイ ト)のふき取り仕上げで、既存の壁天井に色をあわせながら木目をだしています。
柱に既 存の照明スイッチを埋め込んだりして、こだわりながらスッキリ仕上げています。




2011年 9月 24日(土)
「土地 購入前の相談」
土地の引き渡しをおこなう前に、住まい手と一緒に土地を見させていただきました。

まだ住 んでいらっしゃったので、細かく見ることはできませんでしたが、
引き渡 し前に確認するポイントをお伝えすることができました。
土地を 購入される前からのご相談を行っ ていますので、お気軽にご連絡ください。
土地そ れぞれが持つ環境を生か した住まいを、事前に確認して住まいづくりを進めることができるのです。




2011年 8月 27日(土)
「土地 や建物のチェック」
耐震診断や建物の第三者チェックをおこなう機会が最近多くなっています。

住まい 手の方は、この チェックにより家の状 態をできる 限り正確に 把握することが できます。
建物ご とにチェックできる範囲は異なりますが、床下・小屋裏を見ることができれば、耐震に関わる金物がどのように入っているかまで確認することができます。
リフォーム等少しでもお考えがあれば、仕上げのみ替えるのではなく、建物のチェックも含めておこなうことをお奨めします。

何か不 安、質問等があればご相談ください。
また、
新築の 場合も土地 や廻りの環境も含めた設計を進めています。住まい手の方は、土地や 環境をしっか り把握し ながらの家づくりになり ます。
ご相談 をお待ちしています。



2011年 8月 2日(火)
「フ ラット35Sの申請期間が短縮されました」
7/31期限のエコポイント短縮に続いて、フラット35S金利引き下げ幅拡大の適用申請も12/31から
9月 30日に期限 短縮になりました。
エコポ イント同様、当初の想定を上回るたくさんの申請があり、制度の目的が早期に達成される状況となったということです。
(予算がつきてしまうということ。)
フラット35Sの場合、当初10年間年率1%から0.3%の金利引き下げ幅に下がります。これは結構大きい・・・

(注 意:H24/3/31までのお申し込み分について「当初10年間」、H24/4/1以後のお申し込み分について「当初5年間」となります。)
エコポ イントの期限間際は、駆け込みでの確認申請許可取得そして着工があり、予想通りバタバタしました。
今度の フラット35Sの期限は、借入申 込(金融機関において 借入申込書を受理したもの)が9/30までということ。
申込に 必要なものは、借入申込書などの金融機関所定の書類以外の主な書類は以下の通りです。
(金融 機関によって異なることがありますので確認してください。)
借入 者、連帯債務者に関する書類〜・所得を証明する書類 ・住民票 ・印鑑証明書 ・健康保険被保険者証(写) ・本人を確認する書類
物件に ついての書類(戸建て新築の場合)〜・建物工事請負契約書(写) ・重要事項説明書(写) ・土地の登記事項証明書(登記簿謄本) ・建物図面
土地の 公図、実測図 ・地積測量図(法務局)
フラット35Sの期限は、
工務店 と工事契約を結んでいるかがポイントになり ますので、進行中の方は注意してください。
住宅金融支援機構 フラット35S金利引下げ幅拡大の適用期間終了日のお知らせ (8/2)



2011年 7月 20日(水)
「きり づまのいえ/MyHOME+」
7/21発売、雑誌「MyHOME+(エクスナレッジ)」に「きりづまのいえ」が掲載。

「建築 家と世界でひとつの我が家をつくりたい」のページにて。
作り手 と住まい手が一緒に創ったと感んじられると思います。
よろし かったらご覧ください。




2011年 7月 13日(水)
「木造 の耐震診断」
木造住宅の耐震診断の問い合わせが多くなりました。

世田谷 区の木造耐震診断士として動く以外に、直接問い合わせをいただいています。
何をするかといいますと、耐震診断でも壁等を壊さずに調査する一般診断と、より詳細な(確認する為に壁等を壊す)診断をする精密診断があり、一般診断を 行っています。
(精密診断は、耐震補強工事を進める前提でおこなうものになります。)
一般診断では、お持ちになっている建物の資料(図面、確認申請書等・・・)を事前に見せていただきお話しを伺います。

その次 の現場調査時で、建物の外部・内部・点検口から確認していき、倒壊の可能性の有無を求め、耐震補強が必要かどうかを判定していきます。
耐震補 強の方法を提示します。(合理的な耐震補強をする場合は、精密診断をすることをお奨めします。)
より詳 細なことは、耐 震診断の進め方と費用をご覧ください。




2011年 5月 28日(土)
「きり づまのいえ・雑誌撮影」
MyHOME+(エクスナレッジ)の撮影とインタビューで、「きりづまのいえ」に出向きました。
あいにくの小雨模様・・・

撮影し ていただいたのは、井上 玄(GEN INOUE)さん。今回、初めて お会いしました。
何と住宅設計をおこない、建築撮影もおこなう方。
創ることの楽しさ難しさを知っているからこそ、撮影の表現もまた違ってくるような・・・
出来上がりが楽しみです。

 



2011年 5月 15日(日)
「すぎ のうち・1年半後」
先月ですが、写真撮影の為 すぎのうちへ行ってきました。
構造材は、杉の生産日本一の宮崎県の柱と梁を使っています。

都城木材(株)の乾燥がうまくいっていて、現し の柱や梁の狂いが少ないことを実感してきました。
外観の焼き杉も色あいが変化して、いい感じになっていました。
住まい手はつくることが好きで、Ikeaの引き出しパーツを利用したクローゼット棚など、工夫をして自ら製作されていました。
生活しながら家が進化していて、楽しみながら暮らしていることが伝わってきます。
うれしいかぎりです。





2011年 5月 13日(金)
「エコ ポイントの期間が短縮されました」
住宅エコポイントは、新築またはリフォームの場合平成23年12月31日までに着工していることになっていましたが、
7月31日までと短縮 されました。
ここでいう着工という意味は、新築では根切り工事または基礎杭打ち工事、リフォーム工事ではポイントの発行対象工事を含む工事が始まっているということで す。
当初の想定を上回るたくさんの申請があり、制度の目的が早期に達成される状況となったということです。
(予算がつきてしまうということ。)
国 交省リリース(5/13)



2011年 5月 1日 (日曜)
「不同 沈下」
液状化現象の激しかった千葉県浦安市の住宅街を訪れることができました。

埋め立 て地だからおこってしまった。では、埋め立て地じゃなければおこらないのか?
行ってみないとわからない。実際にこの目で見ないとわからないことがありました。

思って いる以上に激しい不同沈下です。整備された平たい道路が波をうっていました。
傾斜地や高低差のある敷地、川の近く、谷地・・・・埋め立て地でなくても地盤の良くない敷地はあります。

地盤調 査と基礎選定、そして構造。敷地をしっかり把握してつくっていく必要があります。
設計者は現場を把握する。そして地盤調査会社によって調査をおこなう。構造設計者と協議する。

そして住まい手が理解する ように進めていく。・・・ 基本的なことですが大切なことなのです。

(左か ら大きな交差点の交番。住宅街の家々。住宅街の家と道路)



2011年 4月 19日 (火曜)
「家の 大切さ・・・災害地からの声」
設計する際、NPO法人新住協のQPEXという断熱性能計算プログラムを使っています。
この計算プログラムを作った、仙台にある新住協の事務局から貴重な発信をされています。

大地震 を体験しての思い。本来一番備えておくべき家とは?・・・災害地からの声は響いてきます。
新住協トップページのお知らせからコラムをご覧ください。
住まい 手の家づくりの考え方が変わると思います。



2011年 4月 11日 (月曜)
「さく ら(砧公園)・・・東北地方太平洋沖地震1ヶ月」
朝、久しぶりに砧公園へ。
桜も満開です。いい季節だなぁ・・・

こうい うささやかな幸せを祈ってるんだと思う。




2011年 3月 24日 (木曜)
「世田 谷での建物被害・・・東北地方太平洋沖地震3/11」
被災されました皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。
世田谷区でも震度5弱のかなりの揺れがおこりました。
多くのニュースで被害の報道を目にしていますが、身近におこっている建物被害はどうなのか?
近くでは、屋根瓦の棟瓦部分の損傷をしている建物が見られます。(うちから駅へ向かう途中で4件ありました)
また、積み上げられた大谷石の塀がくづれていたところもありました。
このような倒壊等にいたらない被害は、都や区でも集計されないで修繕されると思われます。
今後おこりうる人への被害を最小限に抑える為にも、多くの人に知ってほしいことです。








2011年 3月 1日 (火曜)
「アリエッタホテル・・・9周年」
もう9年かぁ。
ホテルの1階に大きく構える"トラットリア アリエッタ"の9周年のはがきが届きました。
「レストランがメインで、その上にホテルがある。」「泊まってみたいと思えるビジネスホテル。」

こんな コンセプトで設計したのがこのホテル。
道路からガラス越しに活気のある厨房が見える。
レストランに入ると、カウンター越しの厨房が目の前にあり、横を眺めながら奥の席へ向かう。
奥には天井高さ一杯の格子のガラス戸があり、開放的で落ち着けるテーブル席がある。
厨房の活気を味わいながら、料理を楽しむ。
(シングルでの宿泊する方でも気兼ねなく食事ができるゆったりとしたカウンター席を設ける。)
これらのイメージを創って、レストランとホテルのデザインを考えたのでした。
おかげさまで9年。

うれしい限りです。

トラッ トリアアリエッタ〜http://www.trattoria-arietta.com/



2011年 2月 19日 (土曜)
「卓越 風」
ある地域で、ある期間内に最も吹きやすい風。常風のこと。
アメダス気象データから卓越風の方位を確認し、その風の流れと計画地の周りの環境を考えて、住まいを計画しています。
立地条件と住まい方に応じて、できる限り自然エネルギーを活用し、建物と設備機器の選択に注意を払うことによって居住性を向上させるのです。
自立循環型住宅の設計手法の1つ。
この自然風の取り込み方はいくつかあります。
・直接取り込める開口部を設置する
・間接的な自然風の取り込み (風を呼び込める袖窓や出窓等(ウィンドキャッチャー)を設置する)
・屋根面(またはハイサイドライト)を利用した自然風の取り込み (屋根勾配が3寸5分程度以下だと屋根面は負圧となり、天窓は空気の流出口)
・高所に排気用窓等を設置する (外気温度が低下して室内外の温度差が生じると、風がなくても高所の開口部から温度の高い室内空気が排出される)
・室内通風性能の向上 (引戸や欄間等で、住宅内の通風経路を確保)
工夫す れば居心地いいはず。



2011年 2月 7日 (月曜)
「住ま い・暮らしてからの税金」
家を所有する時かかる税金もありますが、暮らしてから毎年、土地と家屋(建物)にかかる固定資産税・都市計画税の納税通知が届く税金があります。
この税金には減額といった優遇措置があります。しかし優遇には期間があるので、期限以降は支払いが多くなることを覚えていないとびっくりします。(忘れた ころに跳ね上がる・・・)

今から建てる一戸建て住宅(東京都・居住のみの住宅)の減額をお伝えします。
□家屋の固定資産税の減額〜
新築された住宅が床面積要件を満たす場合は、新たに課税される年度から一定の期間、固定資産税額(家屋分)が1/2に減額されます。
要件:平成17年1月2日〜24年3月31日の新築で床面積50m2以上280m2以下。
減額:床面積120m2まで減額対象。
期間:長期優良住宅の場合、新たに固定資産税が課税される年度から5年度分(3階建て以上の耐火・準耐火建築物は7年度分)
   長期優良以外の住宅の場合、3年度分(3階建て以上の耐火・準耐火建築物は5年度分)
(※平成13年1月2日〜平成21年1月1日までの間に東京23区内に新築された住宅については、都独自の措置として、
固定資産税・都市計画税が新たに課税される年度から3年度分さらに減免されているので、より優遇されています。今はこの減免はありません。)
□土地の都市計画税の減額〜

平成 22年度における東京都23区内の都市計画税については、住宅用地1戸あたり200m2までの部分(小規模住宅用地)に対する税額を、1/2軽減していま す。

細かく 説明しましたが、いった いいくらなのという と、
大枠ですが優遇無しで、
家屋 (30坪前後の木造住宅)の固定資産税と都市計画税9〜 12万円/年間程度。
(ただし24年程度で80%から20%まで家屋の評価額は下がっていきます。)
土地は 面積や路線価によってことなります。
求め方は、土地の固定資産税評価額×1/6の1.4%と土地の固定資産税評価額×1/3の0.3%(小規模住宅用地の場合)です。
土地の 固定資産税評価額3000万円としたら、固定資産税7万円、都市計画税3万円になり ます。
新築する年度によって優遇の内容が変わりますので、東京都主税局 固定資産税(土地・家屋)・都市計画税のHPを確認しましょう。



2011年 2月 5日 (土曜)
「建築 家100の模型展」
リビングデザインセンターOZONEで、建築家100人の住宅模型を木造、鉄骨造、鉄筋コンクリートの構造別に展示しています。
(5/10までやっています。)
ちょうど、取手の「杉の家」に鉄骨のバルコニーを設置しようとしていたので、設置案を含めての展示となりました。・・・
(いい場所に展示していただきました。)
モデル型住宅(杉の家モデルによるローコスト住宅)がわかると思います。どうぞご覧ください。
たくさんの模型をいろんな角度から見てください。
何を活 かした家づくりなのか、わかるかも・・・




2011年 2月 3日 (木曜)
「ギフ トショーから学んだこと」
東京ビックサイトで年2回おこなわれるギフトショーを初めて見に行った。
キッチン雑貨やガーデングッズを見に行くことと、家の中に置かれる雑貨の流行を嗅ぎたかった。・・・
人の持ち物で趣味や趣向がわかることがある。その持ち物である雑貨類にも売り手がつくる流行がある。
その流行の中で人の趣向が決まっていくこともある。持っている物や趣向によって空間をあわせたくなる。
すると家の趣向も決まってくる。・・・突飛な話になるが、街並みから家を考えれば、外観がプロバンス風な家はできないはず。
街並みと住まい手の趣向を両方もちあわせて、家を考えたい。
家や自分の土地だけ考えて住まいをつくり生活するのは、もったいない気がする。
まちと家との関係を考えた住まいの方が、住んでいて広がりを感じる。散歩している人も広がりを感じるだろう。・・・
そして 雑貨は楽しい・・・




2011年 1月 31日 (月曜)
「住宅 用サッシの種類」
東京(練馬)の過去10年の月別平均気温を見ると、1月が1年の中で一番低く、3.4℃(2001年)〜5.8℃(2002年)の間です。
2番目に2月の5.0℃(2005年)〜7.5℃(2007年)の間です。3番目が12月の4.8℃(2005年)〜8.5℃(2010年)。
寒いというわけです。
建物で内外の熱の行き来が一番大きいのは、開口部分(サッシ)。だから重要なのです。
木造用の既製サッシだと、ガラスと窓枠に分類でき次のような種類があります。
ガラス?シングルガラス(単板ガラス)、ペアガラス(複層ガラス)、Low-Eペアガラス、真空ペアガラス、アルゴンガス入りペアガラス
窓枠〜アルミ製窓、アルミ樹脂複合窓、樹脂製窓、木製窓
サッシのショールームに行くと、それぞれの断熱性や遮熱性を比較することができるんです。
・ガラスの比較〜どれだけ熱を通すか感じることができます。


・窓枠 の比較〜内側がどれだけ冷やされてしまい結露してしまうのかを見るコーナー
 (室内25℃湿度58%外気温8.1℃(左側アルミ樹脂複合窓)、外気温6.5℃(右側アルミ窓)での比較)
ちょっと室内温度や湿度が高めで結露しやすい条件ですが、断熱性の比較が目でわかります。



建物の基本性能を上げる為には、考えていくべき部位です。




2011年 1月 29日 (土曜)
「ラクガキ マスター」
仕事でしょっちゅう落書きのようなスケッチを描いています。動きのないものばかりですが・・・。
わかっていないことを確かめる為に絵を描くと、頭の中が整理されはっきりしてくるので描いています。イメージや納まりなど。
同じことを寄藤文平さん著書の「ラクガキマスター」にも書かれてあってびっくり。
すごくわかる。親しみもてる。」が寄藤さんのイラスト。
最近では東京メトロの地下鉄マナーポスター「またやろう」シリーズが気になっています。
そんな伝わる、親しみのあるラクガキマスターになりたい。





2011年 1月 8日 (土曜)
「設計事務所のすすめ」
住まいづくりを考える時、誰もが住宅展示場へ足を運ぶように一度訪れてみてくださ い。・・・・・・一度話しを聞いてみてください。
「自由な発想から住まいづくりはできるんだ」ということがわかると思います。そして、他との住まいづくりの進め方のちがいも。
大々的な営業をおこなっていない分、住まいづくりを考える人にとっては入りにくい。連絡とるだけでも勇気がいると思います。・・・・・
でも、声をかけてみてください。住まいづくりの質が変わると思います。
住まいづくりってプライベートな部分を持ち、企業のようにシステマティックな一方向では進みません。
ひと家族ごとにちがいのある住まいづくりなのです。
だから、細かなことに時間をかけて考え、人とのコミュニケーションを大切にしながら住まいづくりを進めています。
今までの密な設計監理の進め方に加え、モデル型住宅設計監理(杉の家モデルによるローコスト住宅の設計監理の合理化)、
プランニング(住宅メーカー等の住まい手に対しての設計支援)、耐震診断(既存住宅の利用の構造診断)をスタートしました。
少しでも住みたいと思える良い住宅ができるように、すそ野を広げていくことが施工と独立している設計事務所の役割だと考えています。

詳しくはこ ちらをご覧ください。



2011年 1月 1日 (土)
「A HAPPY NEW YEAR」
今年 も、よろしくお願い致します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年の年賀状はうさぎりんごです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なかの一級建築士事務所



2010年 12月 15日(水)
「木造 の耐震診断」
世田谷区では昭和56年5月31日までに建てられた、木造住宅の耐震診断(一般診断法)を無料でおこなっています。
木造住宅耐震診断士として、耐震診断をおこなっています。
床壁等をはがさずに現地調査をおこない、残っている資料と照らし合わせながら、計算しチェックしていきます。
不確定要素が含まれるので、安全率の高い評点が求められる傾向にあります。
このようにして大地震動での倒壊の可能性の有無を判断するのが一般診断法というものです。
築年数の経った木造の小屋裏や床下をのぞくと、経年変化によって起こりうる問題点を見ることができ、設計監理に役立たせることができます。
壊れにくい建物を造らないことはもちろんですが、壊さない建物をつくるデザインが大切だと考えています。
Long life architecture・・・





2010年 12月 3日(金)
「和の 知恵」
ある住まいのカタログ制作のお手伝いをしていました。
昔からある和の住まいの知恵を、一般的な住まいづくりに取り入れていこうというもの。
「和の視座」・「和の光」・「内と外との関係」・「空間のつながり」・「季節を取り入れる」という知恵が、生活をどんなふうに楽しめるものにしてくれるの だろう。・・・
例えば、ほとんどの住まいの生活のしかたは、椅子が主流です。
でも床に近い生活を加える文化を持っています。異なる視座も楽しめるのです。このことをもっと楽しめる家のつくりもあるはずです。
また、扉を障子や襖ではなく、開き方を引き戸にするだけでも空間の広がりやつながりに変化が生まれます。
部屋で区切ることとちがった「間」という感覚で生活をすることができます。
こんなところにもちょっとした和の住まいの知恵が生かされているのです。
これら身近な知恵の家造りは、人間の感覚を広げてくれ生活を豊かにしてくれます。





2010年 11月 28日(日)
「エコ ポイントの駆け込み」
今日のニュースで12/1以降の家電エコポイントの見直し前の駆け込み需要が話題になっていました。
ポイントが半分くらいになってしまうので、購入を考えている人は見直し前に購入するというものです。
さて、住宅エコポイントの方ですが、期限が延長され、新築の場合、平成23年12月31日までに着工していることになりました。
ここでいう着工ということは、根切り工事または基礎杭打ち工事が始まっているということ。
よく考えてみると、着工まであと約1年。
うちの事務所の設計期間を考えると、住まい手によって設計の進み具合もいろいろですが、着工まで最短でも6ヶ月以上はかかっているのです。
家を建てる時の一番重要な時間なので、かかってしまうのです。
家の断熱性を考えれば、エコポイントの断熱基準以上の家になってきます。エコポイントがスタートしてから、うちではすべての家がエコポイント申請をしてい ます。
期限を目の前に決めることを急いだりすることほどもったいないと思いますので、スタートはお早めに。


(断熱材:左〜防湿気密フィルム付き16K高性能グラスウール 熱伝導率0.038W/mK、右〜セルロースファイバー吹込み 熱伝導率0.037W/mK)



2010年 11月 17日(水)
「材料のお話・肌が触れる畳」
一般に何も指定しないで畳屋にお願いすると、ほとんどが中国産のイ草になります。
中国産が悪いといいたいのではなく、野菜と一緒で農薬をどの程度使っているかが
わからないのです。
なので横浜の健康畳植田さんにお願いして、一般の畳のイ草、琉 球畳のカヤツリグサ(七島イ)は、国産で農薬散布の少ない低農薬無着色の畳表にしています。
畳床(畳芯)は、国産稲藁を使うようにしています。藁床の座り心地(踏み心地)は、なんとも言えないちょうど良い堅さで気持ちが良いのです。
イ草の香りのする畳の生活を加えてみては・・・





2010年 11月 14日(日)
「住まいにおける 分節って?」
住まいの部屋の構成は、居間・キッチン・トイレ・洗面・浴室・玄関・寝室・子供部屋・・・・とそれぞれの部屋でのすごしかたを多少なりとも限定して考え配 置しています。(キッチンでは寝ることを考えません。)
この部屋では何をするとこということが限られてしまうよりは、こんなこともできそうだという空間の方が楽しいです。住まいは、作業場のような合理さを追求 する目的ではなく、居心地の追求でもあるから・・・
ここで言う「分節」という言葉は、住まいであれば部屋と部屋とを区切る壁やドア、部屋と外とを区切る窓等、部屋と部屋を繋ぐ廊下等の間のことも含んでいま す。だから区切った空間どうしを繋ぐ部分のことなので「分接」と書かれるべきかもわかりません。
昔からある日本民家の空間のつながりは、単純な障子や襖のしくみで可能性のある部屋(間)にしています。日本人の独特な空間感覚は、部屋という区切り方で ない間という言葉であらわれています。
茶の間・居間・客間・床の間・・・みんな「間」がついています。
今の生活では、昔の日本民家のような「分節」では、住まい手に受け入りにくいこともあるでしょう。その人その人の「分節」を丁寧に探し、豊かな空間を作っ ていくことが大切な気がしてなりません。





2010年 11月 13日(土)
「藤本壮介 展」と「東京アパートメント」
マリオボッタ設計の私設美術館のワタリウムで、藤本さん初の展覧会を観ました・br> 1つの建物(敷地)内を分節を考えながら、おもしろく分けていく空間に興味を持っていました。
展覧会では、ポリカーカーボネード製の筒を組み合わせた1/1スケールの空間があり、中を歩きまわれます。
今までに味わったことのない、空気を感じることができる雲のような洞窟空間でした。
模型の展示もただ作品模型を並べるのではなく、一般の人が見たら捨ててしまうような物がアイデアの兆しとして展示され、それら展示物同士の
関係をとおして作者の考えをひろえるものでした。玄人向けのような・・・
そして次の日、以前からこの目で見ておきたいと思っていた藤本さん設計の東京アパートメントを見にいきました。
街と建物との関係、建物のスケール感、1つ1つの切妻の家のサイズ感、構造とデザインとの関係、雨仕舞、・・・
分節の考え方は面白いです。
多くの建築は1つの建物内を部屋で分けていくのみで、その部屋と部屋との繋ぎの(仕切る)部分を丁寧に考えていません。
この分節の部分を丁寧に考えていった建築は、豊かな楽しい空間になるのではないでしょうか・・・





2010年 11月 1日(月)
「住まい」と「まち」の絵本たち 展 今日からスタートです。
住まいとまちをテーマにした19冊のコレクションの絵本を展示しました。
大人の楽しめる絵本展です。
 
誰もが知っている「ちいさいおうち」からポップアップ絵本の「アリス」まで。
いろいろな絵本を展示しています。家夢工房ギャラリースペースにてぜひご覧ください。







2010年 10月 18日(月)
「陰影礼賛 展」5つの国立美術館の所蔵品から"かげ" をテーマに選んだ展覧・/font>font size="2">
展覧会が続きますが、最終日、逃しちゃいけないと国立新美術館へ。
陰影礼賛?"かげ"ってすばらしいという作品の展覧会。
作品の"かげ"に着目して展示してあり、いろいろな表現があることがわかるんです。
人や物からのびる影、逆行で真っ黒に見えるシルエット、くっきり見える建物の陰、こもれびのかげの部分、季節や時間や場所で異なる影のちがい、何かに見え る影・・・
"かげ"を意識して眺めるので、伝わるものも違ってくるのがわかってきます。
ふだんの生活ではここまで"かげ"を意識しませんが、できたら楽しさ倍増です。
谷崎潤一郎の著書「陰翳礼賛」を読んだ時の、日本人の中に潜んでいる"かげ"のすばらしさを思い出しました。
住まいや街を明るくしすぎたせいで、"かげ"の楽しさを感じることを忘れてしまっているということを・・・


出口を出たとき、西日の影がきれいだったので思わず1枚。ゆがんで見える影がきれい。




2010年 10月 13日(水)
藤森照 信展」ギャラリートーク
藤森さんの建築は好きで、ラムネ温泉館に行き、チョコレートハウスの工事現場を見させてもらい、どんぐり頭のねむの木こども美術館に行き・・・
どんな人が素朴でユーモラスな建築を考えたのか、実際に話を聞いてみたかった。
模型の話、茶室の話、最新作の空に浮かぶ泥舟の話(かわいいの言葉は禁句という話し)、隣地境界塀の話、材料の話、移動中のメモ書きの話・・・正直に話す ひとだなあ。
現場にいる職人のような人でした。(設計と施工が分離していないという意味も含めて)
この次はどんな建築をみせてくれるだろうか。楽しみです。





2010年 10月 12日(火)
「住まいとまち」の絵本
まちづくりの延藤安弘先生の影絵を駆使した「幻燈会」を見てから、少しずつ 住まいやまちの絵本を集め始めています。
絵本はやさしくわかりやすく、時にはきびしく伝えてくれます。いいものです。・・・・


「ぼく の庭ができたよ」文化出版局
集合住宅に囲まれている街中の荒れはてていた家の庭で、家族ぐるみで緑を育て楽しんでいく物語。
・「3びきのかわいいオオカミ」冨山房
3匹のこぶたの逆設定版。対立を協調に変える発想、度重なるトラブルをこえて仲のよい関係にたどりつく。深い。・・・
・「Belonging」
すさんだ町が住んでいる人のかかわりによって緑豊かな町へ生まれ変わる。家の窓から町や庭を眺めていくしゃれてる絵本。
・「ル・コルビジェ」すえもりブックス
ル・コルビジェは他の建築家とはちょっとちがっていました。彼の残した仕事をわかりやすく伝えてくれています。
・「おふろばをそらいろにぬりたいな」岩波書店
子供が「おふろばをそらいろにぬりたいなあ」と思うのですが、父親がそんなことを許してくれません。そこで子供は、自分が家をつくるとしたらこうしたいな あという夢をみる物語
・「ちいさいおうち」岩波書店
田舎の一軒家の一生。都市化の問題を扱った、誰もが知っている絵本。
・「TAR BEACH」
ニューヨークのアパートのタールを塗った屋上。近所の人々は夜になるとこのタールビーチにフライドチキンやビールを持ち寄り集まる。子供は体をのばし空を 見ながら夢見心地へ。



2010年 9月 25日(土)
「落日 荘」セルフビルドの家
茨城県八郷、夫婦で家づくり9年目の住まいに伺うことができました。
今後、作業場や客室棟などをつくっていくので計20年計画。スゴイ!!
住まい手は、南北問題(1960年代に入って発見された先進資本国と発展途上国の経済格差と
その是正をめぐる問題)や地球環境問題に携わってきた方。
「自分の食べるものはできるだけ自分で作って、自分の足でこの大地に立つこと。」
ということから自給自足の基地づくりを始めたそうです。
西に開けた眺望はすばらしく、山に陽が落ちていく瞬間を見ることができました。
地球を感じるという時間でした。
瓦屋根、木組みの空間、手作り、命をもった家は感動します。





2010年 9月 22日(水)

「お月見」
毎年、近くの和菓子屋さんでお月見団子を買っています。

いつもススキをくれるので、団子と一緒に飾ります。
まん丸なお月さんと風にそよぐススキを眺めると、室礼(しつらい)っていいなぁと思います。
今年はあいにくの雨模様。お月さんはちょっとしか見られませんでした。