2009年8月31日(月)
待ちにまった竣工です。

外観の焼き杉は、この建物の出しゃばらないちょうど良いアクセントになっています。
時間によって色を変え、趣きがあります。

1階のLDKの吹き抜けの真ん中に、大きな木のテーブルが置かれます。
ルイスポールセンPH4-3のペンダント照明が均等に並んでいます。

家具屋さんがつくった出来のような、大工さん力作のキッチンと洗面カウンターです。

2階は屋根の梁や手すりが入り組み、見ていて飽きのこない空間です。
天井の照明をつけた時、外からこの住まいを眺めるととても素敵です。



2009年8月7日(金)
足場がはずれ、お披露目です。


玄関ドアは、アパート用玄関ドアを使い、表に杉を貼りました。いい感じでしょ。


2009年7月31日(金)
外壁の焼杉が一部貼られていました。


2009年7月28日(火)
内部の木製建具が入っていました。すべて引き戸です。

左側はシナ合板フラッシュ。
右側は框部分に杉三層パネルを使い、復層ポリカーボネード(透明)を入れています。


2009年7月25日(土)
内部の壁の漆喰仕上げの色とコテ加減の確認です。


壁の漆喰塗りが始まる前に、漆喰と木が隣同士になる部分の木に、オイル塗装をします。
(漆喰が木に染み込み、黒ずんでしまうのです。)
塗装は施主工事。今回は桐油を塗ります。お手伝いしましたがとても塗りやすいオイルです。

表の通りで、子供みこし。お祭りです。今日は、暑いだろうなぁ。こどもは関係ないか・・・


2009年7月17日(金)
壁のボードが貼り終わり、広かった空間が部屋として区切られました。

2階の一部は、1階の居間と吹き抜けでつながり、開放感があります。
いずれ家族が増えた時、床をつくり2部屋にすることができます。


大工の阿部さんは、キッチンの製作にかかっていました。



2009年6月30日(火)
外壁の吹き付け部分の骨材の大きさや色を現場で確認します。


階段を作成していました。


2009年6月6日(土)
南側外壁の焼き杉のサンプルです。右側は、張る前の下地。通気胴縁です。

 
南側以外の外壁はモルタル仕上げ。下地になる木ずりです。きれいです。

フローリングの30ミリ厚の杉板が届いていました。迫力あります。

2階南側。サッシが入っています。


2009年6月1日(月)
2階吹き抜け部の手摺り、壁に取り付く配線隠しの実寸模型。

サイズ確認して調整していきます。



2009年5月21日(木)
2階。(サッシはまだ。)


仕上げ材料のサンプルを現場に持ち込んで、できるだけ感じをつかんでもらいます。
床〜杉板30ミリ、階段踏み板〜杉三層クロスパネル、アルミサッシ〜ナチュラルシルバー、建具〜しな合板


2009年5月20日(水)
建物は工事シートで囲われ、しばらく姿を隠します。

屋根材のガルバリウム鋼板瓦棒葺きが終わりました。
棟には、通気工法の通気口が設置されています。
 
内部の構造耐力壁を設置しないように、外周部のみ耐力壁を設置しています。
断熱材を隙間なく入れ込むために、筋交いを使わず構造用合板の耐力壁としています。
この構造用合板を取り付ける為に、鉄丸釘N50(長さ50ミリ)を150ミリピッチに打ちます。
釘頭に長さが刻印されているので検査しやすくなりました。
 


2009年5月13日(水)
屋根は外断熱敷きの通気工法です。

2階天井は屋根の野地板現しが可能になります。
 


2009年5月8日(金)
現場近くの利根川の河川敷ゴルフコース。

木々もあり整った芝生で河川敷とは思えません。


2009年5月7日(木)
上棟です。木遣り歌もおこなわれ、引き締まった上棟式でした。



2009年4月14日(水)
基礎の配筋検査です。住宅瑕疵担保責任保険の設計施工基準に基づいています。

10月1日以降に引き渡される住宅は、住宅瑕疵担保履行法により工務店が保険をかけておく必要があります。(施主への負担増となってしまうのです。)
今回は9月での引き渡しになり、保険の内容について施主に説明し、加入していません。


2009年4月8日(水)
建物の配置を確認する遣り方です。

手前1段下がっている所は駐車場。既存の大谷石の塀を利用して土留めにしています。


2009年4月1日(水)
コストの調整を終え、確認申請もおりました。いよいよ工事契約です。

外壁南面は、焼き杉板貼り。その他の面は、ゆず肌吹きつけ。
内部床は、杉板30ミリ厚。壁は漆喰仕上げ。梁あらわしです。
構造材、仕上げ材をなるべく国産材でまかなうようにしています。
コストを抑える為に、バルコニーがなかったり(後での取り付け方法を考慮)、建具の数を少なくしたり、職種を減らしたりしています。
そうやって工事金額を1500万円代に抑えました。工事が楽しみです。


2008年12月15日(月)
コストを抑える為に必要なもの、必要でないもの、自分でつくれるもの、後でつくれるものをしぼっていきます。

住みながら成長していく家となります。
 


2008年10月17日(金)
茨城県取手市の広い道路に面した住宅街。

(千葉県利根川挟んですぐ隣。駅から歩いて10分程度で、便利です。)
解体から始まる、コストを抑えた2階建て住宅の計画です。