工事監理のこと、少し細かく・・・

□ 住宅の監理って・・・

施工者との密な打合せから丁寧な工事がおこなわれます。図面通りの工事がおこなわれているかチェックします。それだけではありません。
住まい手へわかりやすく工事状況の説明を現場でおこない、材料、寸法等の確認しながら納得した住まいづくりを進めていきます。
(実際に工事状況を理解すると、後のメンテナンス時に役に立つのです。図面指示した材料のサンプルを実際に現場で見ながら選んでいく住まいづくりは、ワクワクすると思います。)
実際に建物が出来上がっていく過程で、住まい手、施工者、設計者どうしが確認しながら進めていくので、質の高い住まいが生まれるのです。

□ 工事の中の7つの重要な工程で、建物の基本的性能である構造・防水・断熱を確認し、写真とコメントで「設計監理報告書」として住まい手へ提示しています。その大切な工程でのチェックとは・・・

□ 工事が進む過程で、施工者・住まい手と打合せをおこない確認をしていくと、質の高い建物に仕上がっていくのです。・・・

丁寧な作り手は、細かな工事をするために図面をよく読み取り、仕事をおこないます。
そして、多くの職種の作り手(大工や電気屋、設備屋、左官屋・・・)が図面を読み、それぞれの分野で連携しながら工事が進んでいきます。
ここが施工者いわゆる工務店の現場監督の腕の見せ所です。
しかし縮尺の限られた図面からは、住まい手の要望を知った設計者の意図をすべて読み取ることは不可能です。
現場監督との細めな現場打合せが必要になってきます。
作り手だけではありません。住まい手も現場に足を運んで頂きます。
そう、住まいづくりを楽しんでいただきます。