2023-02-23

上棟式って?

堅苦しくなりますが、上棟式は棟上げ(骨組みの工程)を無事に終えたことへの感謝や最後まで工事の安全を祈る式として家屋の守護神や大工の神を祀ります。御幣(屋根裏に備える神様への捧げ物)を飾り、施工者と施主が家の四隅に酒・米・塩をまき、施主の挨拶、施工者等の紹介と挨拶、手締めでしめくくります。また、建てる地域で餅まきをしていたらおこなうと良いでしょう。

最近はおこなう事自体が珍しくなりました。この通りに必ずやらなければいけないものではないのですが、大工さん含めた施工者と住まい手が挨拶を交わし距離が縮まる機会なのです。監督と相談して略式で質素におこなっても良いですし、差し入れで挨拶をおこなうだけでもお勧めします。

「路地錠のイエ」大工さんが御幣を南向きに飾ります。

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